感情の起伏に対処する方法?
今日は、『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』の「感情の起伏に対処する」を読みました。
●学んだこと
スティーブ・ジョブズは、感情の起伏が激しかったといわれ、一時Apple社を追われたり、思うようにいかなかった時期もあったそうです。
しかし、感情が揺れ動かないようにするのは難しく、何より逆効果だと筆者は考えています。
合気道の創始者、植芝盛平先生は、弟子から「なぜ先生は常に体の中心を守れるのか」と聞かれた時に、「僕もみなさんのように中心がずれてしまうのは同じだけど、元に戻るのが速い。ずれないようにするよりも、立て直す方が速い」と話したそうです。
これは、人間の感情にも同じ考え方が適用でき、自分の感情の動きをいち早く認識して、その感情を緩めて建設的な心の状態に戻す練習ができるといいます。
筆者も、感情を殺すのではなく、いつもニュートラルなところに戻ってくることを意識しているそうです。
●考えたこと
負の感情を避けるのではなく、それを理解して極力速く戻すという考え方は、すごく納得しました。
自分が感情的になりがちだと自覚しているので、筆者がオススメしている遠くを見ながらの脱力した深呼吸など、マイナスに支配される前に落ち着かせるルーティンを作ろうと思います。