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まず自分を肯定する~断言力でふっきる~

今日は、『上機嫌の作法』の「断言力でふっきる」を読みました。

●学んだこと

ふっきり上手になるために必要な力の1つ目が、『断言力』だそうです。

断言力とは、「これはこういうことなんだ」と現実をハッキリ認めて、事柄に対して終結宣言をし、一つの事実として確定・肯定して次にいくことだといいます。

例えば、「自分は不幸なんじゃないかしら?」ではなく「自分は不幸である」と置かれた状況に対して客観的意識を持つことだそうです。

不安とは、形が見えない時ほど大きく襲い掛かってくるもののため、正体を見定めてしまえば、頭を切り替えて次へのスタートが切りやすくなるといいます、

どんなに良くない状況でも、「然り。ならばもう一度」という肯定的な生き方をするという、ニーチェ的な悟り・ふっきり方が断言力だと筆者はまとめていました。

●読んで考えたこと

勉強になりました。

断言力の話を聞いて思い出したのは、以前「失敗を引きずるな」と先輩に言われた経験です。

大きな失敗をした時には、その事実をなかなか認められず、「なぜこんな失敗をしたんだ」という問いかけが頭の中をループしてしまうような状態でした。

そのため、失敗を引きずるなと言われてもどう切り替えて良いか分からなかったように感じます。

しかし本節を読んで、意識を整理する流れとして、まず「自分はこの失敗をした」を認め、「では繰り返さないようにどうしようか」と考えていくのが大事だと理解できました。

上機嫌でいるために必要な意識面の力の残り2つも、楽しみに読み進めたいと思います。

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