マツケンサンバは上機嫌の象徴?
今日は、『上機嫌の作法』の「みんな上機嫌を求めている!マツケンサンバの盛り上がり方」を読みました。
●学んだこと
本書が出た当時の上機嫌な例として、「マツケンサンバ」を筆者は挙げています。
将軍吉宗をモデルにした硬派な将軍が、ド派手に踊るギャップが、絶対にあり得ないからこそ面白いのだそうです。
また、曲自体も皆が一緒に歌ったり踊ったりしやすいように作られているといいます。
このマツケンサンバがブームになったのは、人々が上機嫌なものを求めている証拠だと筆者は考えています。
毎日の生活に良いことはなかなかなく、マツケンサンバを見て・聴いて、馬鹿馬鹿しいほどの上機嫌を味わいたいという人が多くいるとまとめていました。
●読んで考えたこと
例としてマツケンサンバが挙がるとは思いませんでしたが、言われてみるとなるほどなと思いました。
たしかに、自分が好きな音楽では全くありませんが、妙に耳に残っていますし、周りの友達も口ずさんでいた記憶があります。
日常が暗く不機嫌なものに包まれていては、上機嫌なものに惹かれていくのも自然なのかなと思いました。
そして、筆者の考えを引用して、今も基本的には不機嫌な人が多いとすると、会社やサービスのマーケティングにおいても上機嫌でポジティブな要素を織り交ぜていくことで、自然と好感を持ってもらえる力が働くように感じました。
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