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骨盤が立つって結局なんなんだ・・正しい姿勢と骨の話 #1

「”正しい座り姿勢”は骨盤を立たせることがポイントです」ってよく聞きますね、「ふんふん、骨盤ね」っとなるものの、実際のところは、骨盤ってカラダの中すぎて実感わかない・・・ってなりませんか。

私はなってました・・。

弊社ジスクリエーションは枕をメインとするメーカーですが、姿勢を正しく美しくするクッションも作っています。

新たに、椅子専用ざぶとん(イスザブ)を作るにあたって、座り姿勢についてさらに学んだ内容が、自分のカラダの基礎である骨格を知るきっかけとなって楽しかったので、もっと色んな人に知って欲しくて、このnoteを書くことにしました。

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「”正しい座り姿勢”は骨盤を立たせることがポイントです」

これって本当によく耳にするフレーズで、私も実際に姿勢サポートするクッションを販売する時に何度も口にしてきました。

お客様も「そうよね、骨盤が倒れてるいけないものね」と応えてくれます。

でも・・・実は私自身は「骨盤の実感ないなー、お肉が多めだからかしら?私も骨盤感じたいわぁ・・」と少し寂しい思いをしながら過ごしていたわけです。

しかし!ある日「ぶっちゃけ、骨盤立ってる実感ないのだけど私・・」と告白に至ったところ、なんと・・・みんなも感じてなかった!

細身のあの子も感じてなかった!お肉のせいじゃなかった!

というわけで、

「骨盤が立つってなんやねん!」を今一度しっかり理解すべく、ひとつずつ分解して情報と知識を整理していくことにしました。

骨盤はかたまりの名前。左右対称の5つのパーツで構成されています。

まずは骨盤について。骨盤は5つのパーツ(腸骨・仙骨・尾骨・恥骨・坐骨)にわかれ、それぞれ左右対称になっています。こんな感じです。

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この5つのパーツの中だと、尾骨がなじみがある骨なのでは?しっぽのなごりだと言われている骨です。

横からみると後ろにぴょこっと飛び出た少し尖った骨です。(人間にしっぽが残っていたら・・・と想像するとワクワクするのは私だけでしょうか)

骨盤が立つってどういう状況?

では、骨盤のつくりがわかったところで、骨盤が立つとはどういうことなのか、座った時の骨盤の様子をみてみましょう。

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骨盤が立つ姿勢=”正しい姿勢” 

というわけで、骨盤が立った状態と倒れている状態(後傾)で骨盤の様子を横から比べてみました。

骨盤が立っている、立っていないということももちろんですが、

座った時に座面についている骨!ここに注目して欲しいのです。

”正しい姿勢”は坐骨が座面についています。骨盤が倒れている”悪い姿勢”は、しっぽのなごり尾骨が座面についています。

坐骨で座ると、その上にある骨盤が立っている時と同じように、立つ状態になっていて、かつ坐骨は2点でカラダを支えるので、骨盤全体が安定して自然に自立することができるんです!

こんな感じです。見るからに安定感バツグンですね。

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一方、2点で支える坐骨に対して、尾骨が座面につく状態は、骨盤がグネッと倒れているだけでなく、1点の尖った骨でカラダを支え不安定になりカラダに歪みが生じるのです。(そして尖った尾骨がお尻に当たるので痛い)

つまり・・

『正しい姿勢=坐骨で座る』『悪い姿勢=尾骨で座る』 

そして、この坐骨と尾骨。ちゃんと手で触れます。実感出来ます。

ええ、お肉多めの私もちゃんとお肉の中に、坐骨・尾骨を感じることができました。

ということは・・・坐骨が座面についていることを感じる(もしくは触ってみて確かめる)ことができれば、骨盤が立っている状態になるんです。

今、あなたのおしりの下はちゃんと坐骨がついていますか?しっぽで座っていませんか?ぜひ、座って、触って確認してみてくださいね。

でもまた疑問が・・

骨盤が立つ=坐骨で座る。この仕組みは理解出来ました。でも、そもそもなぜ骨盤が立つといい姿勢なんでしょうか?その答えはその上の骨に関係があるようです。

続きはまた書きますね。(疑問が数珠つなぎで出てくると、テンション上がりがちです)



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