\職場で使える話し方の心理テクニック28「注意は一つに絞って!」/#207
部下や後輩、スタッフに注意をしなきゃいけない時。
あれもこれも…と、いろんな話をしているうちに自分でも何を言いたいのか分からなくなって、相手もポカンとしている。
こんな時に、「あぁ、そうか。」と相手に理解してもらえるポイントをご紹介します。
①話を見失う2つの理由
スタッフや部下、後輩に注意をするのって意外と難しいんです。
・これはダメ、あれもダメ。って言ってるうちに、自分でも何が言いたいのかわからなくなる。
・お説教していること自体が快楽になって、一生懸命話している自分が楽しくなってしまう。
お説教は快楽である。という話は、以前もしました。
脳科学的に見ると、他人にお説教することで脳内にドーパミンという快楽ホルモンが出る。自分が正しいと感じることは快楽だから、何を言っているのか自分でも見失うんです。
②注意は1つだけ
大事なことは、「注意は1つだけ」です。
例えば部下のプレゼンテーションが良くなかった。スライドのデザインもちょっとイマイチだったし、声も小さくて自信がなさそうだった。 それから内容ももうちょっと調べておけばよかったのに…。
総合的に見ると、もう直すところばっかり。みたいな状態もありますよね。でも、
今日はこれだけ注意する。もう他のことは無視する。
この思いきりが大事です。
イロイロ言いたいことは一旦置いといて、スライドのデザインだけは直してもらおうと決めたら、
「私はあなたの日頃の頑張りを見てる。頑張って準備してたのも分かってる。 ただちょっと、スライドのデザインがあれだと分かりづらかったよね。字も小さいし、どこがポイントかっていうのが分かりにくかった。まずスライドをどうやったら見てもらえるか考えようか。」
注意点をスライドの1つに絞ると相手は、「まずスライドに気をつければいいんだ。」と、動けるんです。
でも、「スライドのデザインも微妙だし、声も小さかったし、自信もなかったし、内容も浅かったから調べが足りない。」
こう言われちゃうと、もう何から手をつけていいのかわからなくて、パニックになっちゃいます。
指示は 1回に1つ。これを絶対に守ってください。結果として、あれこれ言うより相手も聞いてくれるし、行動してくれます。
③Z世代は特に気をつける
Z世代に言う時は特に注意。と言うのも彼らは、LINEなどのショートメッセージチャットでやり取りしている世代です。1つの言葉、1つの吹き出しに短い言葉でやり取りをしていることに慣れています。だから1回の話で長々と話しても、伝わらないし聞いてくれません。
・「ものすごく頑張ってたね。ここだけ直そう。」
・「この1つだけ、今日は覚えて帰ろう。」
・「この1つだけ変えれば、めちゃくちゃ良くなるよ。」
これですんなり動いてくれるようになります。ぜひ確かめてみてください。
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