\話し方の授業が400時間あるアメリカ・全くない日本/#167
先日「推しマチピッチ」という、私の講座生が11名、そして中学高校生が9名、合計20名が次々ピッチという短いスピーチをする大会がありました。
それぞれ話してくれる内容が色鮮やかで豊かで楽しく、ワクワクして知らないことが飛び出して、驚きや発見や知識、経験がみなさんに届けられたとホッとしています。
そこでも少し話したことですが、日本人が「人前で話すのが苦手」とよく言われるのは、理由があるんです。私が考えるその理由をお話ししますね。
①アメリカの話し方教育
アメリカの教育システムを見てみると、初等教育から中学校、そして高校に至るまでの間に、様々な形でスピーチや発表、自分の意見を述べるディベート、交渉。こういったものを授業の中で教科書を使ってしっかりと学ぶんです。一般的なアメリカの学生が小学校から高校の間までに習う話し方の授業時間は合計すると400時間ぐらいもあるんですよ。
比較すると、日本の中学生が中学3年間で国語や英語、数学を学ぶのがちょうどそれぞれ400時間。その位時間をとってアメリカでは話し方の勉強をしています。
②短期間の指導でも堂々と話した中高生
この推しマチピッチに向けて講座生はもちろん、中高生も私が指導しました。
でも、中高生たちは多くても5時間、少ない学生だと2時間ぐらいしか指導していないんです。それも一度も会っていない。Zoomでやり取りして、原稿を見せてもらい、話し方を指導する。そのわずか2時間~5時間の間で、人前で堂々と話せるようなスピーチが完成しました。
それも、誰かが上手だったけど誰かが下手だったということがないんです。
「この話も面白いな」「キャラがよく出てて楽しいな」「賢そうな子だな」とか、「いろんなことをよく知って調べているな」というふうに、それぞれの持ち味が出ていたんですね。
③日本人のスピーチが苦手な理由
やっぱり教育って大事ですよね。みなさんのスピーチを紹介しながら、つくづくそう感じました。
日本人は交渉が下手だとか、コミュニケーションが苦手だとか、人間関係に悩むとよく言われますが、学校教育で話し方を400時間も習っているアメリカ人と、全く学校で習わずに卒業する日本人では、差が出るのは当たり前です。
なのにみんな、「私は話が苦手だから」「人前で話すと緊張するから」と言ってしまう。でも、あなたは悪くありませんよ。原因は教育のシステムがないことです。わずか2時間~5時間私が指導させていただいただけで、学生たちが自信を持って堂々と話せるようになりました。学べば誰でも上手くなる。これは本当に間違いありません。
だから、皆さんには苦手意識を持たないでほしいんです。自信を持ってください。Voicyでも、インスタグラムでも、私が勉強会やセミナーを時々行っていますので、ぜひ積極的に参加して、ヒントを得ていただければと思います。
④話し方講座で学んでみたい人へ
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