脳のデトックス習慣:頭の中をリセットする「モーニング・ページ」とは?
『モーニング・ページ』をご存じでしょうか?
ジュリア・キャメロンさんの『ずっとやりたかったことを、やりなさい。(原題:The Artist‘s Way)』で紹介されている自分の創造性を回復するためのツールの一つです。
noterさんでも取り組まれている方が何人もいらっしゃるようですね。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』
ジュリア・キャメロン (著), 菅 靖彦 (翻訳)
≪やり方≫
・毎朝起きてすぐ、頭の中に思い浮かぶあれやこれやを、意識の流れのままに、3ページ以上、手を止めずにかきつづる
・何でも書いてOK、間違ったやり方はない。
内容や構成、誤字、脱字、文法は気にせず、ただ手を動かし、心に浮かんでくるものをそのまま書き留める
・何も浮かばず、途中で手が止まる時は、「何も思いつかない」とそのまま書き続ける。
・誰にも見せない、しばらくは自分でも見返さない
≪モーニング・ページは何の役に立つのか?≫
・思考の整理
毎朝、頭に浮かぶことを自由に書くことで、思考が整理され、頭すっきり
・ストレス解消
日々の感情や悩みを紙に書き出すことで、ストレスが軽減されます。
・クリエイティビティ向上
自由に発想を書き留めることで、新しいアイデアが生まれやすくなります。
・メンタルヘルスの向上
感情を整理することでストレスマネジメントとなり、心の健康が保たれます。
私たちは、1日にものすごい数の内部対話を繰り返していますが、その中で、批評や批判、否定的な考えを何度も繰り返しています。私たちの内部にいる完璧主義者が検閲官となり、私たちの創造性を阻んでいるんですね。
そういった働きは、社会生活を送るために私たちが過去の経験から学んできた戦略ですが、社会に適応するために外部の基準を優先し、意識偏重になることで、自分の想いの優先度が下がり、いつのまにか自分の想いや気持ちに気づきにくくなっていることが多くあります。
批判や論理やなどの意識的な働きがあればこそ、私たちは共同体の中で社会生活を送ることができます。
ただ、自らの創造性を発揮すると言う観点では、そのことがあまり効果的ではないというだけのことです。
私たちの中の検閲官の声を、モーニング・ページを通じて、ひたすら書き出していく。
そうすることで、自分自身の深いところから聞こえてくる静かなささやきを聞くことが可能になります。
この本では、自らの創造性を発揮すると言う文脈で書かれていますが、いわゆるジャーナリングや書く瞑想、マインドフルネスやインナーワークのセルフ2の話なんかも、おそらく近いところにあるでしょう。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』
ジュリア・キャメロン (著), 菅 靖彦 (翻訳)
私も休み休みですが、2年くらいは続けています。
iPadに手書きで15分くらいなので、別にそれほど負担にもなりません。
これからも続けていこうと思えるのは、頭の中を視覚化することで、色んな所に飛んでいってしまう意識が、徐々に落ち着き、すっきりしてきて、やろうと思うことに集中しやすくなるためです。
こういったことの効果は、実感するのが何よりですが、習慣になっていない、面倒くさいものは、後回しにされがちなのも事実ですね。
12月22日(日)20:00〜、頭の大掃除的に、頭の中を書き出したりをやります。
まだ年内、間に合いますので、よろしければご一緒にいかがでしょうか。
“もやもやからフラットへ!頭の大掃除的ストレスマネジメントでセルフケアをしよう会“
2025年を気持ちよく迎えるためにも、願わくば、いい形で2024年を終えていきたいですね。
あなたにとって、あなたのために、
どうぞよい時間をお過ごしください。
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またお会いできることを楽しみにしております。
ではでは🙌🙌 🙌
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