見出し画像

気持ちが伝わる不思議な世界

今ごろお店に行くと、大株のサニーレタスが売り場に積み重ねてありますね。立派なサニーレタスです。それを見ると「もう春?」と思ってしまいます。

お店のサニーレタスは、大きくて太い束、葉は勢いがありピンとして見るからに美味しそう。この寒い時期にどのようにしたらこんなに大きく育てることが出来るのでしょう。

寒いときには、種類にもよりますが、畑の野菜は縮こまった様子で寒さに耐え、まるで、寒さから身を守るためには小さい方が良いと言っているようで
大きく育つと防寒にエネルギーが必要になりますね。


畑には茎ブロッコリーがたくさん植えてあり、サニーレタスはその茎ブロッコリーの間で育てています。茎ブロッコリーが寒さ除けになってくれること、そして、混植が良いと思っているから。


異なる種類の野菜を一緒に植えることで、土壌のバランスは整いますが、それには相性があるので気を付けています。


YouTubeのお勧めに、サニーレタスを育てている動画が上がってきました。不織布をかけたトンネルアーチで畝を防寒し、サニーレタスを育てています。薄い不織布1枚で防寒が出来るのですね。露地栽培で不織布をかけただけで、大きなサニーレタスが育っていたのですよ。


野菜は育てている人の愛情を感じることができ、野菜に声をかけると魔法の力が働きます。育てる人の気持ちが野菜に伝わる不思議な世界。それが野菜育てです。

動画で見た不織布をかけてサニーレタスを育てている人は、気持ちを込めて育てているのでしょう。そうすると野菜は応えてくれますね。こちらの気持ちに反応してくれます。サニーレタスに限らず野菜たちはみな応えてくれます。私は畑5年生ですが、何度も体験していますよ。

まあ、これは野菜育てに限らず、相手が生き物であればほとんどの場合そうだということ。不思議ですが、ハートを活性化すれば上手くいくのですよね。春ですもの。💛の出番ですね。

自然栽培は心で育てるのです。肥料は使いませんが愛はたっぷり。



先日、茎ブロッコリーの収穫をしていたとき、私の足元から大きな茶色のバッタが飛び立っていきました。冬に見るバッタは、越冬昆虫のツチイナゴです。

そう言えば、昨年の秋にツチイナゴの幼虫が茎ブロッコリーにいました。
今日の見出し写真はその時のツチイナゴです。まだ子供で可愛いですね。足元から飛び立ったのは、きっとこのツチイナゴでしょう。

昨年の10月に茎ブロッコリーにいたツチイナゴです。

緑色の葉にいるときには緑色になり、
冬の枯草の中に居るときには茶色になる。
すごいですね!


お読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!