小動物にお伺いを立て、育てる野菜を決める
これは上の畑のピーマンです。
ピーマンは上の畑に数本、下の畑に数本、育てていますので、畑に来て、ピーマンが収穫できない日はありませんね。夏と秋にはですが・・・
「リスもカラスもピーマンには興味がないみたいですね」と畑近くの知人に話すと、「ピーマンには苦みがあるからでしょう」というお答えでした。
そういえば、ピーマンは苦みらしきお味がするかもしれません。
野菜作りを始めてからはピーマンの種は食べるようになりました。ピーマンは丸いままフライパンで焼くだけです。種は口に残ることもなく、たまにはその種の食感を楽しむこともあり、簡単で美味しいですね。
写真ではピーマンの枝葉に黄色の葉が見え、終わりに近い様子も感じられますが、後一か月は実を付けてくれるでしょう。
オクラとピーマンはこの畑の優等生、冬の間に土作りをちゃんとすれば、来年の夏もまたたくさんの実を付けてくれるでしょう。
畑は里山にあり、里山には小動物のメンバーがそろっていまして、食害を受けたくないのであれば囲って育てることになります。ミニトマトやキュウリ、グリンピースやソラマメ、ブルーベリーなどはネットの中で育てています。
初めのうちはよくわからずに、食害を受けてしまった野菜はいろいろとありまして、食害のために畑で育てることが出来ない野菜は、美味しい野菜ばかりです。タヌキ、リス、カラスなどが放っておくはずはありませんよね。美味しいものが畑にあるのですから。
トウモロコシ、カボチャ、ズッキーニなどはかじられますし、初めからあきらめているものは果物で、イチジク、スイカ、イチゴなどはあきらめています。
それでも里山の小動物の存在を知って、正直なところ驚きました。このように身近なところに、里山は裏山のような感じですので、散歩に来ている人は多いですから、そこに小動物の暮らしがあるなど、知らない人がほとんどでしょう。
身近なところに自然が残っていて、自然の懐の奥深さを感じます。自然は生き物を育んでくれますね。植物も動物も、土の微生物も虫たちも、いろいろな生き物がいてこそ成り立っているわれわれ人間の暮らし。それに気が付いただけでも野菜作りを始めてよかったと思っていますね。
見出しは昨年の夕陽です。
お読みいただきありがとうございました。