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自然体で流れに乗る
見出し写真は里山に咲いている日本水仙、今、満開です。
2025年の年初に思ったこと、それは「今年は頑張らない」ということです。「頑張らない」とは「余裕をもって自由を楽しむ」ということで「2025年は宇宙の流れに乗り、自然体でいく」ということ。不思議ですが、年初に思い浮かんだのは「余裕、自由、流れに乗る」でした。
頑張る必要などないと、自然体で十分だと、それが宇宙の流れに乗ることであり、本来あるべき方向に自然に向かうことになると、これが2025年初めに思ったこと。ということで、今年は「自然体」と「余裕」と「流れに乗る」が私のキーワードです。
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そうは言っても実際問題として野菜を育てていれば、そうもいかないことが多々ありまして、野菜育てとは季節の野菜を育てますから、その季節になると、つい頑張って、張り切ってしまうのですよね。
無理をしない、頑張らない野菜育てのやり方を、農閑期の今考え中でして、今年の畑の青写真を思い描き、頭の中を整理しているところです。3月の春ジャガと5月の夏野菜の苗の予約を済ませましたが、ジャガイモは数を減らし、夏野菜も昨年とは少し趣が違っています。
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基本はやはり自然農なので、大切なことは周囲の環境と調和すること。そして、目標は無肥料無農薬になりますが、今年は肥料としての油粕の使用を考えています。油粕使用で自然農からは少し距離を置くことになりますが、労力は減り収穫は増えると思うのです。
粘土質の畑の土作りは、もみ殻燻炭、バーミキュライト、ピートモス、シリカなどの素材を混ぜ込んでいますが、今年はこれに油粕を加えてみます。発酵とぎ汁の乳酸菌と油粕のダブル効果で、土壌の微生物がたくさん増えることを期待しています。
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野菜作りは楽しいですし、収穫は喜びですし、畑に行くことは里山に行くことなので、畑作業とは里山の自然と一体化することであり、自然と繋がることなのですよ。そうです。野菜作りは自然と繋がることなのです。
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畑にオオイヌフグリが咲いています。オオイヌフグリの花が咲くのは、土壌が豊かになったことを表しています。この花が咲くまでに3年かかりました。
肥料を与えていないので、虫の害はほとんどありません。肥料を与えると虫が来ます。肥料と虫はセットなのです。
自然には法則があり、その自然のルールから外れると、それは違うよと虫が教えに来てくれます。虫さんは親切?それともお節介?
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「頑張らない」は野菜育てだけではなく、今年は私の暮らし全般も「頑張らない」でいきます。
年初からの頑張らない暮らしの中で、心は軽くなり気持ちは明るくなり、心にも身体にも余裕が生まれ、その余裕は気付きを与えてくれますね。流れを意識することは「気」を意識することであり、頭を空にすると、環境や周囲にも目が行くのです。余裕とはパワーであると思いました。
2025年は頑張らない年。
流れに乗り、自然体でいる年。
余裕と自由を楽しむ年。
さて、年の暮れには・・・
1月はもう終わりますね。早くて驚いてしまいます。
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お読みいただきありがとうございました。