【小さな達成】スモール·ステップはリハビリに効く?創作にも役立つ?

「スモール・ステップ」。小さな成果。
最近、知って感銘を受けた言葉です。
もうご存じの方も多いかもしれませんが。

20世紀、アメリカの精神科医、心理学者の
スキナーが唱えた考え方で、
ある目標を達成する時に、
その道程を細分化して、
短い(小さい)道のりに小分けして、
小さい成果を上げるたびに
その喜びを噛みしめて、
自信もつけて、
また、やる気も出して、
前に前にゆっくり確実に進んでいく、
というのが「スモールステップ」です

それがお前の何と関係があるのか、
というと、
今、職場に、ずっと
リハビリ出勤していますが、
今は5時間勤務なのですが、
これから、3ヶ月で、 
8時間勤務できる体にすることが、
ゴールに。
さて、どうしていけばいいのか、
困っていたら、
あるカウンセラーから教わったんです。

たとえば、今の5時間勤務に
3時間をいきなりプラスしたら
まず失敗します。
復職リハビリできない場合のほとんどは
こうした無理矢理なやり方ゆえ。

それで、1ヶ月で1時間ずつ足す
というのはどうでしょうか?
これも、無理矢理に体が感じます。

そこで、プラスする量を
小刻みにしていけば、どうでしょう?
まずは、第1週は15分延長した勤務を。
第2週は30分延長した勤務を。
第3週は45分延長した勤務を。
第4週は60分延長した勤務を。
これで、ゆっくり負担なく
1ヶ月で1時間、延長できることに。

最初からいきなり
えいっと1時間延長した勤務を
1か月頑張ろうとすると、
負荷が強くて厳しいのですが、
1週間、15分ずつ増やしていく、
という方式で、
最後の週には、
1時間延長したことになる。
感じる負荷はかなり低くなります。

今、1か月目の第3週目、
45分伸ばしていますが、
正直、ここまでは楽勝でした。
勤務時間を増やしていることに
気づいていない位です(笑)。

ふと思ったんです。
これは中長編の小説や論考を
書いていくのにも使えるなあ、と。

たとえば、
最初に大きく全5章だてにすると仮定して
さらにその1章を
5ブロックに分ける。
そんな全体像をイメージして、
毎回、1か月でブロックをひとつずつ
書きあげるというのは、どうかしら。

計算すると、
25か月で、つまり、2年と1か月で
書きあげられることになります。

まあ、創作なんて、
書きたい衝動が湧いてきたら、 
それをぐいっと引き寄せて、
あっという間に書かないと
ダメかもしれませんが、
長期的、計画的に書いていくのも、
現実的には、やる気を保ち、
無理なく書いて行けて、
いいかもしれません。


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