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王様降臨
ホルン界のスーパースター📯
ベルリンフィルの首席ホルン奏者のシュテファン・ドールが来日し、モーツァルトのコンチェルトを演奏する💫というので、私は半年前からチケットを取りコンサートを楽しみにしていた。
シュテファン・ドール(ドイツ語: Stefan Dohr、1965年9月3日 - )は、ドイツのホルン奏者。ミュンスター出身。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ホルン奏者で講師も務めており、カラヤン・アカデミーでホルンを教えている。
まさか日本でドールの生の演奏を私が聴けるなんて思ってもみなかった。。
本当に一期一会の機会に恵まれた✨
学生の頃ホルン吹きだった私にとって、その夢のようなコンサートが昨夜だった。
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シュテファンドールのモーツァルトは、とても軽やかで、太くてまろやかで、かつ柔らかな音色がとても美しかった。
そして彼は後半のプログラムで、アルプス交響曲のホルン首席として加わった。
素人考えとしては、こんなきついプログラムでバテないのだろうか、、と思うのだが、そんなことを少しでも頭をよぎった私が浅はかだった。
だってシュテファン・ドールはホルン界の王様なのである。
アルプス交響曲でのドールが吹くホルンのソロの迫力は凄まじかった。これが世界のトップ奏者の音なんだと理解した。
そしてドールが吹くことによって金管楽器全体の響きがグレードアップされたように思う。
アラン・ギルバートの指揮で、壮絶な嵐の中、アルプスの山をオーケストラが無事下山出来て私も感動した。
今回のホールは久しぶりの東京文化会館大ホール。
しかも4階席のサイドブロックで(5階席まである)、ちょっと舞台が見切れてしまうので、身を乗り出すと何だか高くて落ちそうで、別の意味でも怖くて緊張した。(高所恐怖症💦)
それに眼が悪いので、遠くてほとんど見えなかった笑。黄斑変性症なので、オペラグラスがあってもよく見えないだろうな。
いろんな諸事情はあるけれど、それでも元気なうちは聴きたいコンサートに行っておこうと思っている。
音楽の聴き方は人それぞれ☺️