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烈しい生と美しい死を

20240510

明治維新という大革命のあとも、日本の女性の地位は、旧来通り男に屈従して、良妻賢母を理想とする忍従の立場を変えることはできなかった。
経済力のある男は、妻妾同居など平然と行い、夫の放蕩の結果、性病をうつされ失明する妻があっても泣き寝入りであった。
妻の姦通は、夫の訴えによって妻を獄につないだ。
江戸時代の離婚は夫から妻に三下り半という三行半の簡単な離縁状で片づけられた。
新政府の明治になっても、女の立場はそれほど変わらなかった。









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湯浅淳一
あなたの琴線に触れる文字を綴りたい。

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