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目的のための行動ではなく「行動のために目的を作りたい」と考える。

「フロー体験入門」からの思考

2021/8/22

「目的もなしに、歩くこと」を散歩というが、忙しい現代人、特に働き盛りの若い人に、散歩が趣味という人は多くはないだろう。

行動のために、目的が必要だ。

例えば、散歩に「美味そうなお店を探す」という目的を付加させることで、行動が起こしやすくなる。さらに美味しそうなお店を探して食べるともなれば、より一層、行動意欲が湧く。

行動意欲は、目的の強度によって、左右される。

自分にとって重要な目的であれば、必然的に行動意欲は高くなる。自分にとってあまり重要でない、急ぎでない目的であれば、行動意欲は低い。

行動意欲が低いときほ、ついでがあると、最高だ。目的のついでの「サブ目的」である。これは、もう2個目的があるのだから、行動意欲が増す。

散歩が趣味の人は、少ないかもしれないが、ジョギングが趣味という人はいる。ジョギングは運動であり健康に良い。ジョギングしながら、自分の好きな音楽を聴くという趣味の時間にもできるし、英語を聴きながら勉強をすることもできるし、オーディオブックを聴くこともできる。

【目的】
ジョギング
【サブ目的】
音楽鑑賞
英語の勉強
読書

ジョギングは、汗をかくという肉体の反応がある。爽快感がある。達成感がある。
ジョギングは、走った距離と時間が計測できる。過去の自分と比較することができる。成長できる。
ジョギングは、家族や友人と楽しむこともできる。

気が付けば、ジョギングは、フロー体験の要素に満ちていた。

しかし、本題は、ジョギングではない。

目的の他に、サブ目的があると、行動意欲が高まるということだ。

コンビニにゴミを捨てに来た人が、コーヒーを買って帰る様子を見ての思考


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