マインドフルネスとアーユルヴェーダと
マインドフルネスという言葉もだいぶ市民権を得てきた印象です。
「今、ここに意識を集中すること」なんて定義がなされることが多いような。
GLOBISの動画などでも紹介されていたりします。
詳しく調べてはないですが、上にリンクを貼った本にてGoogleでも採用されてるよ!と紹介されたのが大きなムーブメントのきっかけになったような印象です。
アテンションエコノミーなんて言葉もあるように、情報技術の発達により24時間、デジタルデバイスと繋がることができるようになりました。
ウエアラブルデバイスで心拍を計測し、以上があった場合には救急車を自動で手配するなんてサービスが実施されているケースもあるとか。
技術発展で命が救われるのであれば万々歳ですし、どんどんと技術も進歩して行ってほしい。
一方で、24時間インターネットやデジタルデバイスから離れられなくなったからこそ、企業による「顧客の注意力の奪い合い戦争」が始まってしまった一面があるのも事実です。
自分もたまにfacebookやYouTubeで流れてくるショート動画をみてしまうことがあり、なぜ次の動画に進むと脈絡もないテーマの動画が流れたりするんだろう?と思っていましたが、あれも偶発性を利用した注意を惹きつける技術だと知ってゾッとしたことを覚えています。
もちろん企業側も稼いでナンボですし、全てが悪だとは言いませんが・・・。
動画もSNSもそういった「地雷」がたくさん埋まっているゆえ、素人が手を出したらなかなか自制が難しい面もあるかと思います。
タイムロッキングコンテナが出てきたり、デジタルデトックスという言葉が出てくる背景にはそういったものに対する危機感が反映されてるんでしょうね。
で、今日もきょんさんの「ごはんとみそしる」の過去回を聞いていたら、アーユルヴェーダ的な観点から消化に良い食べ方が紹介されていました。
要約すると
・よく噛む
・飲み込むのではなく、自然に喉の奥に流れていくのに任せる
という2点。
冒頭に紹介した本にもマインドフルに食事をとることの大切さ(習慣)として強うな手法が述べられていました。
確か、レーズンをまじまじと見、匂いを嗅ぎ、口に入れて転がし、よく咀嚼して食べるというものだったかと。
なんか、分野は違えと行き着くことは同じというのは面白いですよね。
ながらじゃなくて、1つ1つの動作に意識的になる。
そんなことから始めてみるのはいかがでしょうか?
(半分、自戒の念をこめてですが・・・)
あと、きょんさんのように何か物事を見るときの軸があるというのも、よりよく生きる術の1つなのかなと思っている今日この頃です。