仕事のデキる先輩は「気づきを与える質問」をしていた話
こんにちは、アツシです。サラリーマンをしながら、ストアカでデスクトップ整理コンサルタントの講師をやっています。
今日は、気づきを与える質問についてお話したいと思います。
以下に当てはまる人は「おっ、これは!」という発見があると思います。
・質問がうまくなりたい
・ビジネススキルを上げたい
・部下/後輩の育成力を上げたい
・下に憧れられる上市・先輩になりたい
(この記事は2767文字で約4分で読めます)
1、尊敬する先輩がすごい理由が分かった
先日、私が講師をするデスクトップコンサルタントの講義を尊敬する先輩に受講していただきました。
※ストアカで講師をしている「デスクトップ整理術」コンテンツ
内容にとても満足頂いたとコメントがあり、とても嬉しい気持ちで終わりました。しかしそれだけでは終わりませんでした。最後m色々とコンテンツの中身・話し方についてアドバイスをくれました。
そのアドバイスの中で、先輩は考え方・話し方・気遣い全てが素晴らしく、尊敬しかありませんでした。
その中で先輩はアドバイスの仕方が凄かったことに気づきました。そのアドバイスの仕方とは質問型のアドバイスだったのです。
普通アドバイスって「○○だから、△△するべき/した方が良い」と言うのが多いと思います。でも、その先輩は
「○○を伝える背景って何なのかな?」
「○○を△△するためにはどのようにすればいいのかな?」
全て質問型なのです。ただ質問だけではなく、全て気づきや次の行動につながる質問であることに気づきました。
それに気づいた瞬間、けんすうさんのアル開発室で紹介されていた「良い質問をする技術」という本と内容がリンクしていることにも気づき、早速書店で購入し学びなおしました。
※アル開発室については当記事一番下参照
Amazonレビュー ★★★★☆(21.2.20現在)
2、質問を学びなおした~「良い質問」をする技術~
と言うわけで、上記著書で質問を学びました。質問という行為・概念がガラッと変わりました。
恥ずかしながら、今までの質問は「知りたいことを的確に知るためのもの」、「会議などで評価を上げるためのパフォーマンス」という使い方をしていました。つまり質問は「自分のためのツール」という考えでした。なので、良い質問とは上記自分の想いが叶ったとき良い質問と考えていました。
もちろん全然違いました。
・良い質問とは、問われた人が思わず答えたくなる、新しい気付きを与えてくれる質問
・質問とは、人と人との関係を対等にしてくれるツール
・質問は、チームを作りに役立つ。さらに会社の風土や文化と風土を作る
全てベクトルが自分ではなく、外ですよね。
この著書では質問は4つに分かれると書いていて、それぞれの具体例とやるべき行動を誰でもできる形で紹介していました。
3、質問は4つに分かれる
質問は、「答えたくなる/ならない」、「気づきがある/ない」の2つの軸でセグメンテーションできます。
自分の質問を全て良い質問にするというのが正しい考え方でなく、TPOに合わせて質問をする。ただ、その中でも良い質問の比率を上げるというのが重要です。では、良い/悪い・軽い/重い質問とはどのような質問か。
4、良い質問の下地になる「軽い質問」
・軽い質問:相手との関係をよくする質問
・条件:相手が答えやすいこと・話していて嬉しくなること・話しなれている内容
・具体例:取引先がゴルフ好きな時に、「最近ゴルフの調子はどうですか?どのようにしてそんなに上手くなったんですか?」
いきなり相手に気づきを与えるような質問を考えたとしても、その人との関係が成り立っていないとそれは気づきにはなりません。良い質問を行う前段階で軽い質問は重要です。
軽い質問で情報収集や関係を気づき上げますが、良さそうなのは相手の経験特に成功体験を聞く方法。これって聞かれて嬉しいですよね。自分の事を知ってもらっている気持ちになり、自分のことが尊重されている気持ちにもなります。
5、相手に気づきを与える質問こそ「良い質問」
良い質問は、軽い質問から気づきを与えられるようにした質問。気づきはあるが答えたくならない重い質問を答えたくなるようにした質問です。
つまりは、「(本人の中で)内在化しているけれど、気づいていない質問」をすることが良い質問となります。
具体的に良い質問はどのようなものか?以下のように定義されています。
①本当に手に入れたいものを聞く質問
②仕事の大義を聞く質問
③言葉の定義を聞く質問
④反対の概念を聞く質問
⑤あたりまえと思っていることを疑う質問
⑥立場を変えてみる質問
⑦今と未来を聞く質問
⑧5W1Hを取り入れたオープンクエスチョン
特に⑤の「あたりまえと思って言うことを疑う質問」は、皆さん質問される側で新入社員や後輩からされた経験が多くの人にはあると思います。これってギクッとする反面、「本質をついているな」とか「そもそもなんで○○なんだっけ」と自問するいいきっかけになります。僕もかなりこの経験があります。
詳しく知りたい方は本書を見て頂きたいのですが、これは相手にするだけでなく、今の自分に対して行うのもとても有効だと感じています。自分の仕事に対して改めて考えられるいいきっかけになります。あと、就活や転職活動でも使えそうですね。
6、良い質問をするために3つの「V」を意識してみる
内在化しているけれど本人が気づいてない質問をするためには「目標」、「価値観」「よく使う言葉」を切り口とするのが良いと述べられています。それが3つの「V」です。
内在化した質問を探るための3つの「V」
・Vision:目標・手に入れたいもの
・Value:価値観
・Vocabulary:よく使う言葉
この3つの「V」と疑問視の5W1Hを組み合わせた質問をすると相手にとって、内在化されている気づきを与えやすくなります。
今日は「気づきを与える質問」に関してまとめさせていただきました。
現在私は、サラリーマンとして仕事をする傍ら、複業で「デスクトップ整理コンサルタント」をしています。
このnoteでは、①気分が上がる&効率UPにつながるデスクトップ整理術、②サラリーマン講師として学んだこと、③仕事に活用できるマーケティング知識をみなさんの仕事に活用できる形で発信しています。(※本業はブランドマーケター)
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