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【詩】西暦710年、鹿とカカシ

煩悩を無我の境地へ捨て去る

果たして本能に逆らうのは正しいのか

甚だ疑問に思う

動物は生殖本能を有する

それすらも捨て去るのは正しき事なのだろうか

素直に自分と見つめ合う

ただ言える事があるとすれば

今ではないと言うこと

物事には順序とタイミングが有る

それにしても喫煙の代償が大き過ぎる

忍耐強く我慢は出来るがしかし

喫煙から解放された自分を想像する

なんて満ち満ちた世界なんだろう

その世界へダイブしてみたいがしかし

しかししかししかししかししか鹿し

鹿と見届けろ何と立派な平城京

僕はカカシのままでは終わらない


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