🆕【精油#3】アロマ初心者さん必見!香りと脳のメカニズム完全ガイド①
アロマ初心者さんの中で、エッセンシャルオイルが何かしらの効果(リラックスや鎮静など)をもたらすことは知っているけど、「でもなんでだろう?」と疑問に抱いた方はいませんか?
香りのことについて学んでいくと、ただ単に香りがリラックスさせてるわけではないことに気づくかもしれません。
なぜならそれは、脳が関わっているからです。
今回は、脳の機能やメカニズムにも目を向け、なぜ香りが私たちの身体に素晴らしい効果をもたらしてくれるのかをまとめてみようと思います。
※小難しい表現が続きますでの、興味のあるところから読んでいってもらう方が繋がりやすいかもしれません。
脳の構造
①理性脳:大脳新皮質(ニューブレイン)
理性脳と言われるように、物事を論理的に考え、判断、言葉を話すなどの知識活動を営みます。
さらに「右脳」と「左脳」と呼ばれます。これらの部位はは完全に分かれているわけではなくその間にある「脳梁」によって情報の交流が常に行われ、基本的に一緒に働いています。
※一般的に脳梁は女性の方が太いそうです。なので、同時に物事を進めることが上手なのは男性より女性の方が多いそうです。
さらに、大脳新皮質は前頭葉と後頭葉に分かれます。
前頭葉:アイデアの脳。情報と情報を組み合わせて新しいものを作り出す脳です。また、”自分”というものを確立します。
後頭葉:記憶して物事を判断する脳。ICレコーダーのように情報を取り入れ、取り出せる脳。
②本能脳:大脳辺縁系(オールドブレイン)
大脳辺縁系とは、「古皮質、旧皮質が間脳や脳梁を環境に取り囲み、これらの部分を縁どっている」いう意味です。
また、大脳辺縁系は身体の生命維持・種族保存に関する重要な中枢。視床下部と連携としながら自律神経や内分泌(ホルモン)機能の調節を行っています。
さらに細かい部位別の機能は以下のようになります。
帯状回・・・呼吸の調節、意思決定、共感、感情による記憶に関与。
扁桃体・・・恐怖、不安、悲しみ、喜び、直感力、痛み、記憶、価値判断、情動の処理、交感神経に関与。
海馬・・・目、耳、鼻からの短期記憶や情報の制御。恐怖、攻撃、性行動、快楽反応にも関与。
海馬傍回・・・自然や都市風景など場所の画像のような地理的な風景の記憶や顔の認識に関与。
側坐核・・・快感を司る(GABAの産生が最も主要)
③間脳(視床・視床下部)
視床・・・感覚情報を大脳皮質に中継する、運動や姿勢を制御する。
視床下部・・・自律神経を支配。本能行動を起こしたり、体内環境(体温調整)を調節する。
下垂体・・・ホルモンの分泌器官。ホルモンの分泌量、時期をコントロールし、目的とする各臓器に働きかけ生命維持の安定に役割を果たす。
④生命の脳:脳幹
脳の最も古い部分で意識の介入なく内蔵器官や自律神経をコントロールし、生命活動を維持し続ける。
血流、汗、呼吸、内蔵、免疫など自律神経やホルモン系を調整する。
現代社会と脳が抱えるストレス
ストレスは、「本能」が「理性」によって抑え込まれた時に生じる摩擦のことを指します。
①理性脳
「ちゃんとしなければならない」
「〜すべき・〜してはならない」
「嫌われたくない」
↓
②本能脳
「〜したい」
「〇〇が好き・嫌い」
↓
③本能脳が理性によって抑制され欲が満たされない。理性と本能の間で摩擦=ストレスが生じます。
↓
④溜め込まれたストレスは、理性を突き破って外へ(犯罪・暴力)。または、内側に溜め込んでしまう。この内側に溜め込むことで、脳幹とのつながりが乱れバランスを崩してしまう(=自律神経失調症・不定愁訴)
だから本能脳の発散の解放が必要!
発散方法はシンプルです。それは「好きなことをすること」、自分の欲を満たしてあげること。
具体例として、カラオケ、ダイビング、スポーツ、適度なお酒、温泉、アロマセラピーがあげられます。
さいごに
今回は、脳のメカニズムについてまとめてみました。
なぜ、ストレスを感じてしまうのか、そのストレスが私たちにどのような影響を与えているのかを理解していただければ幸いです。
次回、なぜ香りと脳の関係しているのか、また身体に与える影響についてまとめいきます。
最後に、今回の画像作ってみました😆
少しでも分かりやすくと思いましたが・・・どうでしょうか?
ぜひ、コメントで教えてください🤭
では、今日も読んでくださりありがとうございました。おやすみ⭐︎
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