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1歳半の子どもの「いや」にフルコミットした母の体験談
「いや!!!」
マンションのエントランスで寝転がっていやいやと泣く第二子。なんとか抱えてエレベーターに乗ると、エレベーターでもひっくり返って大泣きした。
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第二子は、気に入らないことがあると、わりとどこでもひっくり返って泣く。物を投げる。
そして、決まって「いや〜〜〜〜〜」と大泣きする。
先日、そんないやいや期の第二子と1日ふたりきりで過ごすことがあった。第一子と旦那さんは、従兄弟のお誕生日会にお呼ばれしていて、その前日に喘息症状が出た第二子と私はお留守番となったのだ。
まず、別れ際に玄関で激しく泣く。
ふと気づいた時に第一子がいないと泣く。
また少し経つと玄関を指さして泣く。
涙、涙のオンパレード!!!!!
いつもは2人いる子どもたちが今日は1人だから、しっかり向き合いたいと思うのに、うまくいかない。
めっちゃ泣いて、苦しくなって…を繰り返している。
そこで、「いや~~~~」と泣くたびに、フルコミットしてみることにした。楽しくない「いやいや泣き」をゼロにすることはできないから、「いやいや泣き」自体を楽しいものに変身させてしまう作戦。
作戦はこうだ。
「いや~~~~」と泣き始めたら、とりあえず抱っこする。拒否されたら、そばにいる。
「そっか、いやなのか」と共感する。で、提案する。
「じゃあ、ママと一緒にいやいやしようか!」
いつもと違う切り替えしをされてキョトン顔の第二子を横目に、私は保育士時代で培った演技力を総動員させて「いやいや~~~」と泣き顔を作ってみた。
すると、泣いていた第二子が涙が止まった。
これは手ごたえありだと思って、そのまま続ける。
「いやいや~~~」「え~~~ん」
涙はいつの間にか笑いに変身していた。第二子、爆笑。
その後、私を真似したのか、首を左右に振りながら「いやいや~♡」と泣きながらではなく、楽しんで言っている。
私も「何がいやいやだったのかわからなくなってきたね~。なんか、一緒に言うと楽しくなってくるね~。」と無理矢理感があるけど、第二子に伝えた。
第二子は「ね~~。」と私の言葉に同意をすると(本音はわからないけど)、また首を左右に振って「いやいや~♡」と言ってケラケラ笑っていた。
どんどん機嫌が良くなってきたようだったので、「じゃあ、次はわんわんって言う?」「にゃんにゃんって言う?」なんて提案して、「わんわん~~~」と言いながら首を振り、「にゃんにゃん~~」と言いながら首を振る謎の遊びを続けた。
結局、第二子が飽きるまでこの遊びを続けて、第二子がうんちしたことで終わった。
「いやいや泣き」自体を楽しいものに変身させてしまう作戦は成功した。(と、私は思っている)
「いやいや」にフルコミットする
と聞くと、丁寧に何がいやかを聞いて、共感して、、、というイメージ。そっちの方がいいけれど、毎回丁寧に向き合うことは時間・体力・精神の余裕がないと難しいから。
こんなふうに、テキトーなフルコミットも悪くないかな。子どもが楽しそうならいいよね。
母も首が疲れたけど、楽しかった。
明日もいい1日になりますように。
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