太る痩せる カロリー論の下で蠢く法則

久々に実用的なやつ

体重といえば、

まず、誰でも知ってるカロリー法則
摂取カロリー ー 消費カロリー
に応じて体重が推移する


これが表層の原理だとすると、
その下にある隠れた原理は、有害物質処理

いつぞやに書いたケトジェニック記事にあるとおり、
インスリンが急激に上昇するのは、
糖質などが反応性が高く「危険」だから。

例え身体に有用な物質であっても
反応性が高いものは危険になりやすいため、
身体に入ってきたら、ただちに処理しなければならない。

なので、あれほど早く、食べる前から唾液分泌したりするわけだ。

重金属類、石灰系、その他複雑な化合物
それから内分泌される神経毒

これらも同様に「処理」されなければ身体全体に害が及ぶ。


正常な状態では、処理が追いつくように、摂取量やストレス量などが
無意識レベルで自動調整され、正常な流れの許容量に収まるようになっているが、

何かの拍子にそれが狂ってしまった場合、正規の処理以外の
緊急の処理が必要となる。

この時に多用されるのが、脂肪への貯蔵(封じ込め)だ。

脂肪はかなりの容量があり(体重の1~4割)、
さまざまな物質を非活性化させる性質をもつ。

このため、身体に毒があふれる状況になると、
脂肪への封じ込めによってこれを抑え込むしかなくなる。

特に尿として排出しやすい水溶性の毒はまだしも、
脂に溶けて入ってくる、脂溶性の毒はいわずもがな。


このような水面下の原理によって、

カロリーがオーバーしていない場合や、
オーバー分が肝臓への一時貯蔵で済む場合にも、

カロリー上の都合ではないところで
毒の処理のために脂肪を生成する必要が生じ、

同じカロリーで比較した場合にも
なぜか太りやすいという現象が生じるわけだ。

ついでにいうと、
過食、食べすぎ、食欲の暴走、異常な偏食

これらのほとんどが、同じ理由で生じている。

また、一旦太ると痩せにくいのは、
生活習慣を変えにくいというシンプルな慣性の問題以外に、

痩せる際に、脂肪に隔離され封じ込れている 有害物質が、
脂肪の融解・減少に伴って、本処理しなければならない

この負担の大きさも真の原因だ。

当然ながら、かつて生活習慣や考え方を変えられずに、
毒の処理を後回しにしたわけだから、これは借金と同じ。
借金を返せる生活に変化できなければ、返せるわけがない。

つまり、こういう人種は、
ダイエットの際に発生する毒による体調の悪さと向き合えない

これで詰みってわけ。


Ps.

こんな簡単な仕組みにいつまでたっても踏み込めない
脂肪の意義を多面的に見られない小学生並みの
科学には閉口するしかないが、

読者の方だけでも取り組んでいただけたら幸い


こんな中学生でもわかることを整理して伝えただけで
未来の科学みたいになるのは笑うしかない

何年お勉強しても、何年医者しても研究者しても、
食い扶持や身の程ゲームの道具にしてるうちは、
自分や大事な人に当てはめて真剣に検証しなければ、

こんなことさえ一生気づけない。
天に教えてもらえない。本当の知恵にならない。

金と地位にだけなって、誰も救えないし役にも立てない。
醜く朽ちていく自分自身も。

医者のtwitterなどを見るといい
見れば見るほど失望する

声のデカい デカいイスに座った猿たちは そろそろどいてくれんかな


以上でござんすっ



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