見出し画像

『解像度を上げる』を読みました。

いわゆる「課題設定」「問題解決」のための本です。

本書は非常に読み応えのある本ですが、今までの本とは異なる衝撃を受けました。

今までも「仮説思考」「論点思考」「問題解決ファシリテーター」「参謀の教科書」など、いろいろなアプローチで問題解決の本を読んできましたが、こちらはとにかく言語量がすさまじく実践的なのです。

また、記述そのものもツリー状になっており、頭にすっと入ってきます。

「良い課題」と言われるための3つの条件は?
1.大きな課題である
2.合理的なコストで、現在解決し得る課題である
3.実績をつくれる小さな課題に分けられる

「良い解決策」と言われるための3つの条件は?
1.課題を十分に解決できる
2.合理的なコストで、現在実現し得る解決策である
3.他の解決策に比べて優れている

これらを生み出すために必要な、解像度を上げる4つの視点とは?
1.深さ
2.広さ
3.構造
4.時間

この本に記述されていることを身につけ、実際に行動すれば、おそらく10年以上戦える、そこまで価値のある本であると感じました。課題を設定し解決する、というのは、それぐらいの強いスキルであるということです。

この本は、日々の仕事の仕事に邁進し、価値を提供し続ける方すべてにお勧めできる本です。チャンスが来た際にいつでもこの本のエッセンスをもとにした行動がとれるよう、何度でも再読したいと思います。


いいなと思ったら応援しよう!