清原元輔が百人一首に残した作品は?
清原元輔が百人一首に残した作品は、、、
─── 目 次 ───
☆作品
☆意味
☆本歌
☆歌枕
☆文法解説
★関連動画
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☆作品
♪ 契りきな かたみに袖を
しぼりつつ
末の松山 浪越さじとは
です。
読みは、
♪ ちぎりきな
かたみにそでを
しぼりつつ
すえのまつやま
なみこさじとは
となります。
☆意味
契りきな
(約束したよね?)
かたみに袖を
(互いに涙で濡れた袖を)
しぼりつつ (絞りながら)
末の松山
(陸前の国の松山を)
浪越さじとは
(波が越すことが
ないように。
私たちの愛も
変わらないと)
「かたみに」は、「お互いに」という意味です。
「袖を絞る」とは、涙で濡れた袖が絞らなければならないほどに濡れた、という意味です。
「約束したよね? それなのにどうしてあなたは心変わりしてしまったの?」
という恨む気持ちを詠んだ歌です。
☆本歌
よみ人しらず「古今集」
君をおきて
あだし心を
我がもたば
末の松山
波も越えなむ
☆歌枕
「末の松山」
☆文法解説
1句:《き》過去の助動詞
《な》念押しの終助詞
3句:《つつ》反復・継続の接続助詞
5句:《じ》打ち消し・推量の助動詞
★関連動画
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