都知事選と父のこと。
父は、こんな風に私が語るのを嫌がるかも知れないけれど、あくまで娘の私から見た話なので、許してもらおう。
もう、父がいなくなって10年近く経つんだなぁ。あの咳払いが懐かしい。
最後はやめていたけどずっとヘビースモーカーだったからか、父はしばしば咳払いをしていて、その音で父を認識していた。
父の命を縮めたものの1つだとは思うけど、父を特徴づけていたのもそれだったのだろうなとか思いもする。
嫌いなところも沢山あったけど、会えないとなるとやはりさみしい、と思う程度には時間が経ったのだ