ミツマチヨシコ

星関係の仕事をしつつ、切り絵作家として活動しています。

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最近の記事

10月以降の展示会まとめ。

いい季節になりました。相変わらず、世の中は落ち着きませんが、展示会が再開されつつあり、参加も決まってきているので、今月辺りからの参加展示会をまとめてみたいと思います。 10月16日(土)~11月18日(水)「しながわ百景原画展」 こちらの展示で新しくしながわ百景に選ばれた場所のうち、2か所の風景を切り絵にしました。入場無料、撮影(私の作品は)OKですので、もしお近くに来られたらぜひ。品川区のO美術館です。(大崎駅すぐ) 10月15日(木)~31日(土)ハロウィン2020

    • 悲しみは消えるというなら喜びもそういうものだろう。

      心の揺れることがたくさん起こる。 フジ君の結婚報告もびっくりしたけど、あれはいいニュースに入れていいんだろう。ショックはショックだけど、彼が幸せになることは私の喜びでもある。少し時間がたって、だんだんそう思えるようになってきて。 チャマの急な報道は、言葉にならない。音楽を裏切らないでくれ、と思う。なぜ?と問いたくなる。どうして?なぜ?と。 傷つけない、誠実な音楽を作っていたのに?どうして? 怒りとか悲しみとかより、あまりにあんまりだから、どうしても、「どうして?」と言

      • しながわ百景原画展。

        来月参加するのはこの展示。 裏を見るとちゃんと名前が書いてある。(。-_-。) 私が担当したのは、最近新たに選ばれた、新しながわ百景の中のいくつか。 しながわ水族館… タコ公園… 完成は会場でご覧下さい…(。-_-。) 来月は、それ以外にハロウィン周りで色々制作の予定があるので、頑張って作ろうぞ!の巻。 ようやく死にたい祭りを抜けられ、BUMPのライブDVD発売の報にそこまで生きねば!となり、よく考えたら来年1月に個展の予定入っとるやーん!となり、年明けまでは死ぬ

        • 制作中。

          ここまで裏返し。 で、今日はここまで。後は明日。

          今年の夏はしんどかった気がする。

          悪夢のようにいろんなものが終わり、整理をつけなくちゃと思って自分からも気持ちの整理をつけて終わらせることにし、そのせいか微妙な体調不良に悩まされ続け、死について考えていた。 例えば、最近ならとしまえん。思い出すのは初めての彼氏といったデート。あの頃は、遠出をするのが怖くて一人では出歩けない時期だったから、彼が手を引いていろいろなところに連れて行ってくれたのはうれしかった。彼のそばなら安心できた。 観覧車はなくなっていたけど、ぴったり体を寄せて乗るのが恥ずかしくて乗れなかっ

          今年の夏はしんどかった気がする。

          としまえん。

          今月いっぱいでなくなってしまうものがいくつかある。 この、100年ぶりの大厄災といわれる中、昔からあったものが消えていく。状況が良ければなくならなかったかもしれないものが多い。 お店も施設も。悲鳴も上げずに消えていく、そこにあった記憶だけ残して。 としまえん。そう頻繁に足を運んだわけではないけど、忘れがたい思い出がある場所。それを上書きしたくないから行かなかったのかもしれない。 最初で最後かもしれない、恋人に手を引かれ、訪れた場所、彼の友達はプールへ、私と彼はプールに

          音楽は素敵だ。

          先日、あれだけ絶望的な気持ちを書き散らしたのに、今日はなんだか元気で、すごく単純なことにオンラインでライブを見たからだったりする。 昨日と今日は、サカナクションのオンラインライブで、美しい映像と音楽が私の心を浮き立たせた。 さらに、昨日の晩は、ライジングサンフェスがオンライン上で開催されて、サカナクションのライブの後、そちらに移動して結局朝日が昇るまで、ずっと音楽を聴いていた。 フェスでは、普段聞かないアーティストの音楽などもたくさん聴けて新鮮で、アーカイブだけでなく、

          音楽は素敵だ。

          多分、ややノイローゼ。

          体調がどうにも思わしくなく、本当にどこか悪いかもしれないとずっと気に病んでいる。でも、本丸が見つからない感じでどうにも落ち着かない。 大したことない症状の積み重ねで、大きな病気のように感じているだけならいいのだけど、大きな病気が隠れているその裏で小さな症状が出ているのだったらいやだな、と。 細々としたことを色々と済ませ、日々を過ごしているけど、どうにも死が目に入って、私は遠からず死ぬのかもしれない、とちょっと気にしているのがよく分かる。 ところが、あまりそれについてじた

          多分、ややノイローゼ。

          プライベート観望会。

          梅雨明けで久々に星がよく見えそうだったので、望遠鏡で月や星を見てました。 木星に合わせてる最中、月の下あたりに火球が飛んで、ベテランの同僚が「人工衛星の破片かな…あの感じならネジだろう」と言ってて、そのあとはみんなしてさっきのネジ、すごかったね、と言っていたのでした。 ちょっとオレンジっぽい火球でしたな。いいもん見た。 望遠鏡にスマホくっつけて撮った木星。明るすぎて右にゴーストが出てるけど、それがちゃんと木星の模様になっているのが面白い。 周りの粒粒が木星の衛星たち。

          プライベート観望会。

          perseverance打ち上げ。

          7月30日、20時50分。MARS2020ことperseveranceの打ち上げがありました。 去年からずっと、この探査機についてプラネタリウムで取り上げるために勉強し、説明できるよう心を砕き、情報に耳を澄ませていたので、本当に感慨深く嬉しい。 火星軌道に無事に乗ったとのこと、思わず祝杯をあげよう!と思ったものの、背徳的な「お風呂でアイス」の誘惑の方が今はとっても魅惑的だったので、アルコールはやめてアイスを買って帰ってきた。 今回の探査機は、事前登録でこういう搭乗券を発

          perseverance打ち上げ。

          秋には、展示ができるだろうか。

          一つオファーが来ていて、頑張ろうと思う内容なので、そろそろ準備を始めている。 水族館へ。なぜだかイルカとアザラシに非常に心癒されて泣きそうになった。 アザラシは我関せず、遊ぶのさーって感じにすいすい泳ぎまくり(瞬膜閉じてて気持ち悪い感じの顔してるのかまたなんかかわいかった)…なんであの人たち、ひっくり返しになって泳ぐのかしらね。敵から身を守る行動なのかしら。イルカはなになに?だれだれ?見に来てくれたの?って顔で寄ってくるし、なんか知らずにたまってたストレスのせいかその素直

          秋には、展示ができるだろうか。

          生きている、ということ。

          生まれてきてしまった以上、ぶっちゃけ考えても無駄な事、というのは色々あって、例えば、なぜ生まれてきたんだろう、とかこの世界で成功したからと言っても結局いつかは死んでしまうのに、それでも何か残したいと化学のはなぜ?とか、死んだあと、何も残らないのに、どうしていろんなものを欲しがったり、作ったりするんだろう、とか。 時々、そんな答えのない問いが浮かんできて、立ち止まってしまうことがある。 結局、全部無駄になることはわかっているのに、どうしてもあがいてしまうのが生きているという

          生きている、ということ。

          東京。

          ずっと、ここに住んでいる。そして、どこに行ったらいいかわからないからこれからもずっと住むだろう。おそらく、死ぬまで。 子どもの頃の東京と今の東京、思い返すとずいぶん変わってしまったようにも、変わっていないようにも思う。 変わり続けることが宿命の街であり、それでもそこかしこに古い記憶が残っている街でもある。 私は、東京が好きだ。多分。 今の私をはぐくんでくれた街。ずいぶんつらいこともあったようにも思うけど、楽しいこともあった気がする。きっと誰でも生きていればそういうこと

          今年の冬はどうしているんだろう。

          しばらくさぼってしまった。色々やってたけど。 今年の12月には、木星と土星がくっつくくらい近づく「グレートコンジャンクション」が起こる。そのころにはどうなっているだろうね。 先日の大きな音は隕石で、今は明け方の北東の空に彗星が見えるくらい明るくなってて、はやぶさ2は12月6日に帰還予定で、火星探査機は1月か2月に火星に到着予定で。 最近の空のトピックスはなかなか突発的ににぎやかで、明るいニュースが続くなら、少し気も晴れようもの。どうだろうか。 先日、ナウシカを銀幕で見

          今年の冬はどうしているんだろう。

          都知事選の結果、地獄が来るんだなーと思った。

          ということで、都知事選の感想を色々。 さっきまで、宇都宮さんの記者会見見ていた。 討論会はやらないけど、毎日現職は(副知事や課長に任せるでもなく)自分で地上波出て顔を売ってたのは狡猾だと言う話が出ていて、たしかにそれでテレビしか見ない人は入れるだろうとは思ったし、そう言う分析ができる所がまた知事やってほしかったなー…と思ってる。 でも、世の中の大半の人は、そう思ってないんだなと思ってる。 友人と先日、都知事選について話した時、最初はこれ以上悪くならないために現職支持、に近

          都知事選の結果、地獄が来るんだなーと思った。

          都知事選と父のこと。

          父は、こんな風に私が語るのを嫌がるかも知れないけれど、あくまで娘の私から見た話なので、許してもらおう。 もう、父がいなくなって10年近く経つんだなぁ。あの咳払いが懐かしい。 最後はやめていたけどずっとヘビースモーカーだったからか、父はしばしば咳払いをしていて、その音で父を認識していた。 父の命を縮めたものの1つだとは思うけど、父を特徴づけていたのもそれだったのだろうなとか思いもする。 嫌いなところも沢山あったけど、会えないとなるとやはりさみしい、と思う程度には時間が経ったのだ

          都知事選と父のこと。