見出し画像

『お金の減らし方』を読んでワクワクした話

『お金の減らし方』を読んだ!

私はもともとお金を使うことに罪悪感を感じるタイプだ。
お金を減らす=悪い、お金を増やす=良い
というイメージがなんとなくあった。
そんな私にとって、「お金の捉え方を」変えるきっかけとなる本であった。

本の中では「お金を失うことで、価値が得られる」 と書いてある。

とにかくまず、「欲しいもの、自分にとって価値のあるもの」があり、
お金はそれを交換する手段でしかない
、ということなのだ。


最近の私は、ちまちまと家計管理をしては、
「お金がない!という実感」を反芻する日々を送っていた。
なるほど、フォーカスするのはお金じゃなくて、「自分にとって価値があるもの」だったのか。

自分にとって価値のあるものが何か、はっきり見えているわけではないが、
何も入っていない箱を何度も開けたり閉めたりする、苦しい癖からは卒業できそうだ。
何より、自分にとって何が価値のあるのか、考えている時間がワクワクする。

また、著者は結婚後、収入の1割(夫婦で計2割)を「自分にとって価値があるもの」に使うと決めたそうだ。
ちなみに、(自分の趣味を守る、自分の嗜好を守る意味として)「防衛費」と呼んでいるらしい。おもしろい…
「収入の1割を貯金」はよく聞くが、趣味や自分のために使うお金は、生活費から余った分、というパターンが多い気がする。
しかし、「自分にとって価値があるもの」にフォーカスすれば、確かに、そういう予算組になる。
「欲しいもの」に優先してお金を使うため、「必要なもの」への出費をなるべく抑えていたそうだ。

よくよく自分の生活を振り返ってみると、「必要なもの」に対して無駄にお金をこぼしている場面も多々思い出される。
また、私の場合「欲しいもの」と「必要なもの」が変動費という一つの枠の中でごっちゃになっている。望ましくない。

そういう意味でも、来月から、思い切って防衛費1割を確保してみようかなと思う。
その分、生活費の予算を下げて、メリハリをつけてみよう。

特に「自分にとって価値があるもの」が明確になればなるほど、「必要なもの」への無駄遣いにも敏感になり、お金がヘルシーに流れていきそう~。
最近ちょうど挑戦したいことがあったので、追い風になるかもしれません!

この本を読んだ後、さっそく「買いものリスト」を見返したところ、大幅に変更になりました。
仕事用の靴下とか、100均一でいいんじゃない?とか。
(私の場合は、です)

ここまで書いて思ったけど、
この話は、お金を時間に置き換えてもそのまま通じますね


最後に、この本を知ったきっかけですが…
最近寝る前に聞いている「ロザンの楽屋」で紹介されて興味を持ちました。


動画では、別の側面からも紹介されているので、もしかしたら本の印象変わるかもしれません。面白いです~。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集