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イラストにハマっていた頃

大学では、いろんな絵の具を手にして、試して、研究発表までクラスの子達とやったりして、すごく真面目に美術に向き合っていました。

リキテックス


リキテックス(透明アクリル水彩絵の具)
ガッシュ(不透明アクリル水彩絵の具)
ポスターカラー(不透明水彩絵の具)
などを利用して、それに

パステル


パステルや、クレヨン、色鉛筆なども加えて、
それからその頃に流行っていた「エアブラシ」も使ったりして、「上田薫」氏のスーパーリアリズムが流行っていてみんな夢中で絵を描いていました。

「上田薫」氏のイラスト


大分には当時「パルコ」があって、ポスターには「山口はるみ」の絵がオールシーズン載っていて、憧れたものです。

パルコのポスター
山口はるみのイラスト


「エアブラシ」は、先端の壺に絵の具を入れ、下のジョイントにコンプレッサーと繋いで、空気の圧力で、上のボタンを押しながら噴霧させてグラデーションやぼかしなど細かい色使いをするものなんです。

エアブラシ

(私は先輩が「エアブラシ」を売りに来たので、買わない訳もいかず、買わせてもらいました💧)
学校には、エアブラシ用のコンプレッサーがあり、教室の後ろで絵の具が散るのを防ぐために模造紙を貼ってその上でスプレーしていました。
しかし、外から教室に入ると、
「今、誰か緑色吹いてたでしょう」
というほど、空気が色づいていました。
もっと酷い事は、教室に1日いると、鼻の中にティッシュを入れると、色が付いてくる事でした。
このままだと、肺の中がレインボーカラーになりそう!なんて言っていました。

その頃、一つの絵に、いろんな種類の絵の具を混ぜて絵の具の特徴を活かした絵を描く事が、クラスで、流行っていたので、私も負けずに色々試していました。

その中で、私は『木』に絵を描く事に夢中になっていました。
後にも『木』に描いています⤵️

パネルに直接描いたりしていて、その時、気に入っていたのが「すのこ」に描く事です。 

「すのこ」の絵です


丁度その頃、大分の“パルコ”で、
イラストのグラフィック展がありました。
確か出展サイズはB2だったと思います。
「すのこ」のサイズで出せると思って、“パルコ”に「すのこ」作品を提出しようとしたら、
「パネルに紙の水張りでなければいけません❗️」と突っぱねられました。
気分が失せたので出しませんでした。
なのに、その年の特賞に選ばれたのは
「日比野克彦」氏で、ダンボールアートでした。“パネルに紙の水張り”ではなかったのです。
多分私が作品を出しても賞に選ばれるほどの画力は無いので、悪あがきなんですが、
ちょっと、「日比野克彦」氏には罪がないとわかっていたんですが、彼に腹が立った一件でした。

「日比野克彦」のダンボールアート

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