昔の新聞のセールス
一時期、そう息子がまだ赤ん坊の頃だったから30年近く前の事、
新聞の購読競争が凄くて、
家に来る客といえば、新聞の年間購読のセールスマンばかり❗️
せっかく寝た息子がまた、起きてしまいとても嫌だった事を思い出します。
その頃は、競争も凄くて、どの新聞社も一年購読で、「ホットプレート」や、「湯沸かしポット」「オーブントースター」「コーヒーメーカー」「温泉旅行」などなどこんなのまで、というものまでもらえました。
地方紙が、強いのですが、他にも色々新聞というのはあるわけで、毎日のようにいろんな新聞社のセールスがやってくるのでした。
あまりの酷さに玄関には、
“セールスお断り”と紙を貼っていたのですが、
全然効かず、
“子供が寝ています。お静かに!”
でもダメでした。
ある一社が、とてもしぶとく、
毎月、人が変わってセールスにやって来ました。
ある月は20代くらいの若い青年がやって来て、
「契約をとって帰らないと困るんです。僕は奨学金を返していかないといけません。
ご協力お願いします。」と丁寧にいうのですが
そう言われてもこちらも困ります。
ある月は、40代くらいの痩せた男性がやって来て、
「契約が取れないと、困るんです。我が家には7人の子供がいるのです。」
と「カラスの子」ばりに泣き落としで訴えてきました。
またある月は、30代くらいのガッチリした男性か来て、玄関を少し開けたらその隙間に靴を挟んで喋り始めました。
戸を閉めたくても靴を挟んでいるのでなかなか帰りません。
「主人に相談しないと、いけませんから」とか言って断ったのですが靴は挟んだままです。
絶対、靴を挟むのはその人の手で、安全靴を履いていたのだと思います。
これは一筋縄ではいかないというので、色々考えました。
それで、その後やって来た人に試してみたところ、上手くいきました。
その手とは
「我が家はみんな〇〇きらいなんです❗️
ですから、オタクの新聞購読出来ません❗️」
本当は、主人、〇〇ファンでした。
(私は野球、あまり興味ないんです)
今だから言えます。嘘ついていました🙋♀️
その後もその手で断る事ができました。
(ただ、他の新聞社には無駄でしたが)
さて、〇〇に入る言葉はなんでしょう。
どこの新聞社かばれてしまいますね。
そうしているうちにセールスは来なくなりました。社会的に問題になったからです。(でしょう)
昔はセールスが多くて断るのも大変でしたが、
今は、昔のように新聞は元気ありません❗️
紙でできた新聞自体、消えようとしていますから、、、
思わず応援したくなります。新聞紙好きです。
が ん ば れ ❗️ 新 聞❗️
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