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My 淡路島 days_part②素敵な人々との出会い, etc.
『鉄は熱いうちに打て』というワードをここまで自分に言い聞かせたことがあっただろうか。
淡路島からの帰りのバスの中で、私は一刻も早くこの数日間で見たこと・聞いたこと・感じたことを綴って残しておきたいと考えていた。
もう30年近く生きてきた私は、儚くも知っているのだ。
どんなに心動かされたとしても、元の暮らしに戻ってしばらくしたら、また自分を諦めて、社会の一部の中のさらに一部にまみれて生きていくことになるということを。
前回の記事↓からの続きで、
淡路島で友人とお店番をしたときの出来事と、素敵な出会いたちについて綴っていこうと思う。
ホテルをチェックアウトして、友人の軽バンでお店に向かった。
あいにくの天気ではあったけど、それよりもお店に初めて行ける嬉しさが勝っていた。
_____無事にお店へ到着。
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「わぁ~SNSで見てた場所だあ!!可愛くて素敵なところだなぁ~~」
ここで友人が毎日頑張っているのかと思うと余計に胸にくるものがあった。
お店の看板やテーブルを友人が当たり前のように準備している光景すら、私には新鮮でたまらない。
「なにか飲む?つくってあげるよ~」
大好きな抹茶ラテをつくってくれた。
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お店の一角に本が並べてあったから、
「これも売ってるの??」と聞くと、
そこは好きに読んでいいよっていうコーナーとのこと。
とても友人らしいなと思う場所だった。
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雑誌とクッキーと抹茶ラテ。
気づいたら自分の視界が緑色に染まっていて、なんかおかしくて可愛くって写真に収めた。
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ふと、表紙を飾っている長谷川潤さんのことを思った。
「この方ってたしか結構前にさ、涙を流してるありのままの姿をSNSに挙げてたよね?」
すると友人が、今の長谷川潤さんの暮らしが素敵で最高すぎるんだよっていう話をしてくれた。知らなかったなぁ。
接客する友人の様子を微笑ましく見守らせてもらったりして、
しばらくしてから「ちょっと建物の中を探検する?」って言ってくれた。
そう、このお店は単独の店舗ではなくて、複合施設のような形になっているのだ。
友人のオーガニックスーパーを抜けると、素敵な洋服屋さん、笑顔がcuteなスパイスのお店、独特な店主が営むコーヒー屋さん、バーのような雰囲気ののレストラン、おしゃれなアクセサリーショップなどが続いていた。
まずは、笑顔が可愛くて素敵な店員さんが営むスパイスショップへ行った。
ここのチャイを飲んで欲しいって友人におすすめしてもらって。
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実は私、チャイを飲むのはたぶん人生で初めてだった。
こんなにもいろいろなスパイスからつくられるものだとは知らなくって衝撃。
めっちゃ体に良い飲み物なんだなぁ。
そのあとは、そのあったかチャイを手に持ったまま、
「ぜひあとで見に来て~!」と言われていたアクセサリーショップにお邪魔させてもらった。
そのアクセサリーショップへは、バーのような雰囲気のレストランの中にある階段を上がると行くことができる。
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「な、なんだこのおしゃれ空間は、、、」
右を見ても、左を見ても、下を見てもオシャレでかわいい。
私にはどうしても、まるで自分が映画『パラダイス・キス』の世界に迷いこんだようにしか思えなかった。
そして、そこのお店の方がまたかっこよくて可愛いくて素敵で、
「ツナちゃんは今どんなお仕事しているの?」と聞いていただいたので、
今の無職という現状や、この先の迷いについてお話させてもらった。
そうしたら、それはもう胸に響く言葉をたくさんいただいて、
もうなんだかとりあえず「ラジオやってください。」って思った。
あったかチャイを飲みながら素敵な言葉をもらって、視界もオシャレでかわいい。
一体私は今どこにいるの?っていう羽が生えそうな気分だった。
そのお店で、私はスキニージュエリーを購入した。
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カラーは普段あまり着けないゴールド。
お風呂や海もこのまま入って問題ないとのことだった。
淡路島に来てアクセサリーを買う予定はもちろんなかったけど、
もともと「人生で一つはこういうアクセサリーがほしい」と思っていたし、
何よりもこの素敵な出会いをどこかでずっと覚えておきたくて、元の生活に戻っても時々思い返すために購入させてもらった。
それから毎日、わたしはそのネックレスを身に着けている。
アクセサリーショップを出たあとは、バーのようなカフェでかぼちゃのタルトをいただいた。
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見た目もスーパーキュートなんだけど、これがなにより美味しくって。。
食べながら、コーヒー屋さんの店主ともぜひ話してほしいと友人に言われて、こんにちは。
そこでは、人生の小さな葛藤と刺激に関する話をしたんだ。
ここは夜に来てどっぷり話したいplaceだ。。間違いない。
そうこうしているうちに時間はあっという間に過ぎていき、気が付けば夕日が見える時間帯に。
もうこの日は一人で三ノ宮に戻る予定をしていたので、
名残り惜しくもそのパラダイス・キスから私は去らなければならなかった。
でも、本当にまだここにいたい、帰りたくないって思ってしまって、
恋愛以外の感情でここまで思ったのはもう何年振りか分からなかった。。(笑)
友人は共同経営している方とお店番をバトンタッチして、そのまま私をバスターミナルまで送迎してくれた。
雨がシトシト降っていて、余計に帰りたくなくなった。
けどもう、今日は橋の向こうでホテルを予約してるしなぁ
そんな思いで、友人に感謝を告げてバイバイした。
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帰りのバスで、雨風で荒れる海を眺めていたら、
「まるでこれは私の感情のようだ」って思った。
だって、帰りたくねえんだもの。。byツナヲ
そんなこんなで、無事にその日は三ノ宮に到着。
割としっかり雨が降る中、私は10分ほど歩いてその日の宿へと向かった。
普段なら、雨は最悪としか思わないのだけど、この夜だけは雨すら幻想的に思えてしまって、
どうやら私の心はまだ映画の中から抜け出せていないようだった。
部屋に着いてまずびっくり、お部屋がまさかのミントカラー。
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すぐにベッドへダイブ!!!
しようと思っていたのだけど、なんだか想像以上に部屋が可愛くて写真を撮りたくなってしまって、疲れ顔のまま一人撮影大会が始まった。
ひとしきり撮り終えて、何気なくテレビでYouTubeを開いてみる。
するとどうだろう、履歴がNumber_iと神宮寺勇太で埋め尽くされているではないか、、。
一応ジャニオタ(自称)でもある私は、10秒ほどで察知した。
「なるほど。さてはこの部屋で神宮寺勇太の生誕祭をしたな、、??」
こう見えて(どう見えて?)実はずっと神宮寺推しだった私。
このご縁に運命すら感じてしまってなんか嬉しくなった。
「はいはい、だから部屋がこのカラーね~、、!!」って納得。
最近Number_iはあまり聴いていなかったのだけど、久々にその画面からクリックしてMV観賞を開始してみた。
「あーやっぱ最高だなおい、、、」
しばらく離れていた推し活が、予期せぬところから私のもとへ再来してきた瞬間だった。
それからもう、おしゃれな洋食店などに一人で行く気力はなくて松屋へ入った。
よく考えれば❝一人松屋❞は人生で初めてだったけど、悪くないね。
神宮寺色に染まった部屋に戻り、疲れきった私はシャワーを翌朝に回すことを決意してそのまま眠りについた。。。
翌朝。今日はもう新幹線に揺られて自宅へ帰る予定の日。
迫り来る豪雨を避けるため、不本意ではあるが早めチェックアウトを済ませて三ノ宮駅へと向かった。
そこまでは無事着いたのだが、
この夜、私はなんとまた淡路島へと戻ることになる。
この続きは、次回のpart③にて綴っていこうと思う。
(つづく)
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