ホテルサービス その405 - HOTEL MADE -
デパートなどで見かけるホテルメイドの食品や備品は近年ショッピン グモールの特設会場でも見かけます!
ホテルメイド品その高質感からつい手に入れたい衝動に駆られる方は少なくない。
だけど購入に至らないひとつの理由として商品展示がホテル空間では無いからです。
ホテルメイドの商品はホテル本来の味わいや雰囲気を纏ってこそホテルのオリジナル商品として憧れ高い価値おなる物。
それ故に商品の展示や売り方に関しても最大限ホテルらしく接客も高品質でないとその価値は簡単に失ってしまいます。
実はホテルの付加価値はそこに重きがある。
アメニティ類・食品類は本来ホテルと言う空間での提供を念頭に置きトータルコーディネートの一部として作成されている。
だから一つひとつ高品質であり全体の中の一つとしても高品質の個性を発揮できる訳。
我が家にも贈り物で 頂いた有名ホテルのアメニティ類や食品があります。
ただ単にラベル表示を鵜呑みにし○○ホテルメイドなんだ!とその気になっているだけで心底では何となく違うと感じています。
アメリカ発ブランドC(野球グローブが原点)の商品はブランド物の中でも手ごろ感がありアウト レットでは一番人気!
だがショッピングモールのバッグコーナーにも置かれているCのバッグ類を目にする度になんだか安っぽく思 えるのでした。
モール側としては需要が望めると判断しているようですが(近隣マーケット戦略)敢えてそこで買う理由があるの かな?とも思えます。
『人類は常に欲求に向かって成長する生き物だ』というマズローの理論からして!
ブランド物へ対しての尊敬や憧れは尽きずそれ故に販売する相応しい場所もあるのです。
たとえば!
Cのバッグが銀座に有れば買いたいと思う。
ところが。
近所のスーパーマーケットなどで店頭販売が始まれば恐らく買う方は激減でしょう。
これが相対的な価値観である。
ブランド物はその付加価値を名前に委ねているのは世間では周知の事実!
解っていても高額商品に目が向くのは欲求戦略に呪縛されているからだとも言えます。
物は展示場所により質感をも変わって見えてしまうため「展示場所の選定」は重要なのだ。
ブランドに合った環境やシーン。
楽しむべき事は限定された空間にし か存在しないのはHOTEL MADE.も同じ事なのです。
明日は魚から肴へについて…
書いて参ります✍️
HOTEL DIRECTOR
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