ヒトとは何を食するべきなのか?
こんにちは。かどやです。
ヒトとはいったい何を食べるべきなのでしょうか?
肉?
魚?
野菜?
果物?
サプリメント?
私は整体師なので、食事療法やサプリメントの勉強を多少はしてきている人間です。
まず、現代では、全ての野菜の栄養が年々下がってきているのが問題だそうです。
これは同じ土地で大量生産することや、農薬、肥料による弊害と言われています。
昔と比べるとおよそ30%栄養が少ないそうです。
人間に必要な1日の栄養を摂るためには、1日に野菜をバケツ一杯食べないといけないそうです。それは現実的に厳しいです。
だからこそ今の世の中では、足りない栄養価を補うためにサプリメントが必須だそうです。
さらに足りないのは野菜の栄養価だけでは無いそうです。
空気も年々薄くなっているそうです。
これも根本的には農業が原因という研究があり、野菜を大きく育てるには窒素が大量に必要だそうで、肥料として土に窒素を入れています。
そうすると、土から窒素が空気中に漏れだし、空気の成分で窒素が多くなり酸素が少なくなるとのことです。
なので、もしかすると現代の人間は酸欠に栄養失調の状態で生きているのかもしれません。
それで、これらを改善するには、現代には目まぐるしい進歩を遂げている農業があり、無農薬無肥料である自然栽培や自然農法、土すら耕さないほったらかし農法で有名な自然農など、新しい農業の改革で改善可能になってきておりますので、サプリメントは未来の人はそんなに必要ないのかも知れません。
次に肉についてですが、これは牛や豚に関しては、食べる必要がないと私は思っています。
牛や豚を大きくするためには、非常に多くの餌が必要で、正直牛や豚を食べるくらいなら、その家畜たちの餌を私達が食べたほうが効率が良いという話を良く聞きます。
私はこの話を本当だと考えており、牛や豚を食べるのは単なる嗜好と捉えています。
ただまれに、牛や豚を食べたほうが、健康に生きれるという方もおられるかと思います。
そういう方については食べるという選択も良いかと思います。
それよりも、肉食で私がお薦めするのは、鶏や魚です。
鶏に関しては、私は自然養鶏会の一員でもありますので、少し知識があるのですが、実は鶏は、自給自足や持続可能な農業の象徴のような家畜なのです。
鶏の糞は野菜を育てる肥料になり、人間のたべのこしが鶏の餌になる。
鶏の殺しあいを人間が仲裁し、鶏の病気も人間が手当てして治します。
鶏を農場に放せば雑草を食べてくれるので、草刈りにもなります。
そして、卵も栄養豊富で美味しいですし、卵を産めなくなった鶏は感謝と共に人間が食べることも出来ます。
人間と野菜と鶏は力を合わせて共に繁栄することが可能なのです。
魚は、海に囲まれ、至る所に水源がある日本人には特に馴染みが深いかと思います。
養殖が出来れば良いですが、出来なければ、食べる量を調節しないと一匹もいなくなってしまいます。
水の中の生物なので栄養が他の肉とは違うように私は感じます。
淡水魚と海水魚でもまた違うように思います。
鶏のように共存出来ればもっと食して良いかと思います。
次に野菜や穀物です。
これらは、古代、狩猟から農耕に変わってきた経緯からも、人にとっては安定した生き方の基盤となる食料だと私は思います。
野菜や穀物は、肉に比べ、量が多く、共に繁栄もしやすいです。
ただ、ベジタリアンやマクロビアン、ヴィーガンなどの野菜と穀物などしか食べない考え方をしている方たちは、カルシウム不足やビタミン不足になるようです。
私も以前ベジタリアンだった為、カルシウム不足で歯が溶けた人間です。
肉を食べない考え方は素晴らしいですが、目的が大事です。
世界の飢餓を止めるため。
悲しみを少なくするため。
病気を良くするため。
とあるかと思いますが、この中の病気を良くするためだという方ならば、まず、自分が肉と野菜、どちらを主食にするべきかを知る必要があります。
栄養重視ならパレオ食(先住民食)などの肉食がお勧めです。
解毒重視なら菜食がお勧めです。
そして、元気になったら両方食べるほうがやはり良いかと思います。
あと、人間は基本的に生まれたときは肉食で、死ぬ頃には菜食になるかと私は考えます。
これはマクロビオティックの考え方ですが、その通りに私は思います。
それらを踏まえて、年相応に食べ方を整えると尚良いかと思います。
次に果物についてですが、私の研究だと、たまに食べる位が良いかと思います。
フルーツはたまに主食にしても良いと思いますが、常食とまではしなくて良いと思います。
理由はいくつかありますが、まず一番は、品種改良のし過ぎで、もう元の原型が無くなっているというところです。
そして種も無いです。
全てのフルーツが甘過ぎです。
まぁ…野菜もそういうところありますが。
フルーツは行き過ぎに私には思います。
不自然極まりないかと。
果糖になれていない方は、血糖値が乱れたりするかと思います。
なので、たまに皮ごと食べるくらいで私は良いと思います。
『一物全体』を参考にすると良いように思います。
わからない方はググってください(^^;
ですが、逆に解毒が苦手な方は皮を向いたほうが、農薬が除去出来て良いこともあります。
さて、今までとりあえず、私の知ってることをずらずらと書いてきましたが、
ここからが私の本当に言いたいことです。
私の食べ方には知識よりも大切な哲学があり、こうしたら良いという簡単な結論があります。
それは、
『自分の生き方と環境に合わせて食べる』です。
私であれば、
①自分で解体出来ない動物はなるべく食べない。
②自分が美味しく見えるものを食べる。
③自分の近くで育ったものを優先する。
④旬やその土地特有のものを優先する。
⑤活動量に合わせて、肉食を選択する。
この五つです。
これで、世界の飢餓を改善し、環境を改善し、地域を活性化し、それでいて自分にも中々に健康的かと思います。
ポイントは緩く長く続けられるところです。
皆さん、
こんな食べ方はいかがでしょうか?