本当に良いものはゆっくり変わる?
こんにちは。かどやです。
今日のテーマは『本当に良いものはゆっくり変わる』です。
私はこの言葉を職場の先輩から教わりました。
先輩はこの言葉をどこで知ったのかは分かりませんが、この言葉は私には大変良かったので、今回ご紹介致します。
私は幼い頃、『良いもの』というのは、人にはすぐその良さが伝わるものだと思っておりました。
ですが、大人になるにつれ、それはそんな単純な話では無く、良いものを良いと感じるためには、良いと感じるための人生経験が必要で、その人生経験の少ない方には、良いものを良いと感じることは出来ないと私は知りました。
実はこれが仏教や密教でいう『質』という概念で、『質』の良し悪しの判断は、いかに自分がそれ以上の『質』を持っている(または経験したことがある)かによって、『真実の質』を見極めることが出来るとの教えでした。
ですので、本当に良いものというのは、『質』の良いものとも言えるかと思いますので、それを理解して頂くためには、それだけの『人生経験』が必要ということになるかと思います。だから時間がかかるのだと思います。
それにこの事を『整体』に置き換えると、すぐに変化の出る『整体』とは、応急処置の要素が強いもので、根本的ではなく一時的な療法で『対症療法』と言い、逆に変化がゆっくりな『整体』は、根本から症状が改善する療法で『根本療法』といいます。
これは間違いなく良い整体は、ゆっくり変わる『根本療法』で、早く変わる『対症療法』は、応急処置としては優秀ですが、やればやるほど根本原因が悪化していきます。
ですので私には、『本当に良いものはゆっくり変わる』という言葉は、真理の1つでは無いかと思ったわけです。
もしよろしければ、皆さんもお使いくださいませ🎵
~まとめ~
①『良いもの』だからといって、万人に理解される訳ではない。
②『真実の質』を理解するには、自分がそれ以上の『質』を持っていないと分からない。
③本当に良い『整体』は、ゆっくり『回復』する。
④賢くなればなるほど世の中の複雑さが見えてくる。
ps.
先輩は『ガンジー』のこの哲学を教えてくれたみたいです。
『善きことはカタツムリの速度で動く』
『良いこと』を『善いこと』に変換すると、さらに理解がしやすいかもしれません(^-^)/
以上です。