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【新刊案内】妄想=ゲーム=現実―妄想を現実にするための手段|渡辺祐真

「次世代の教科書」編集部はこの度、次世代の若手リーダーたち24人の考え方がわかる電子書籍シリーズを、Amazon Kindleで販売開始しました。

【このシリーズのポイント】

  • これからの時代を担う若手リーダーたちの考え方が、読むだけで無理なくわかる。

  • 「妄想」という共通のテーマに沿って、多種多様な著者たちが執筆。飽きの来ない面白い読み物が全24冊読める。

  • 気になった著者の本だけつまみ読も可能!さらにKindle Unlimited登録者は全冊無料で読める。

今回ご紹介するのは、『妄想=ゲーム=現実―妄想を現実にするための手段』(渡辺祐真)です。

まだこの世にない概念を具現化するには?
本書で著者が提起するのは、世の中を作り変えてきた人間の想像力=妄想です。それを、彼は冒頭でSF作家のスティーヴン・ホーキングの言葉を引用しつつこう語ります。

"ホーキングによれば、SFに描かれるような空想的な事象は、時として科学者の発想を刺激するし、反対に、科学者による発見や理論をもとにして、SF 作家がよりぶっ飛んだ発想を披露することもあるというのです。
妄想が世界をつくり、世界が妄想をつくる。"

突き詰めれば、「私たちの頭の中にはあるけど、まだ世の中に具現化されていないイメージや発想」こそが、「妄想」の持つ大きなポテンシャルのひとつだといえるでしょう。

だが、頭の中にあるものをどうやって現実に実装するのでしょうか?
これはビジネスでも表現活動でも日常生活でも、誰もがぶち当たる壁なのではないでしょうか。
著者は、「制約と特性を活かす」ことがそのひとつの答えだといいます。

10進数は、人間の身体の制約から生まれた?
彼が最初の例として出すのは、数字の数え方が10刻みになった理由についてです。世界中ほとんどの国で用いられている「10刻みで桁が増えていく」10進数。どうやらこの数え方が広く普及したのには、人間の身体の「ある制約」が関わっているらしいのです。

ここで学べることは「制約」こそが「妄想」(まだ現実にない、自分の中だけにあるイメージ)を具現化するためのキーワードだということ。
さらに、著者が体験した最新のゲームから「自分らしい特性の見つけ方、活かし方」を模索します。

「バグ」や「視覚を奪う」といった、本来ならマイナスイメージが強い制約をあえて活かすことで、新しい楽しみ方を生み出せるといいます。この話には、何かを新しく生み出そうとする人すべてにとってのアイデアのヒントが凝縮されています。

新しい一歩を踏み出す人の希望となる
さらに文の最後でスケザネさんは、「妄想」を具現化するための一歩となる、誰でもできる「ある方法」を伝授します。そこには、自身が様々な表現活動に携わり「妄想」を形にしてきたスケザネさんだからこその説得力があります。とくにラストの四段落は、現実生活にモヤモヤしている人全員に読んでもらいたい名文です。

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