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【私の仕事】リモート出勤とリアル出勤の位置づけ【働き方改革】
Amazonは、従業員に対し来年1月からリモートワークを廃止し週5日のオフィス勤務を義務付けた。
というニュースを読みました。
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しかも、今回の内容ではCEOが「過去5年を振り返り、オフィスで一緒にいるメリットが大きい」とも発表しています。
これは、(少なくともアマゾンにおいては)リモートワークのメリットが大きく無かったということを認めている発言と受け取れます。
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2024年になり日本だけでなく世界でもコロナ禍も大分落ち着き、日本経済界などが、ここ数年の反省などを行うことで、コロナ禍について振り返ることが多くなりました。
そして、その振り返りにおいては、多くの報告書で「リモートワークのデメリット/リアル出勤によるメリット」が大きくクローズアップされています。
例えば、
①実際に集中して業務を行っているかどうか(サボっていないかどうか)を確認しづらい。
②業務内容について、細かい確認や指摘が伝わりづらい。
③顔を合わせていると日常的に従業員同士が雑談(業務に直接関係の無い話し)をすることが多く、そこから様々なものが生み出されることが多い。
④職場の一体感が生まれやすい
などが一般的に言われています。
(しかし、リモート飲み会って何だったんですかね…)
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上記①~④の内容については、多くの方が納得するだろうと思いますし、実際一部においてリモートワークが悪用されていた(=サボる従業員などが多数存在した)ことは間違いないです。
しかし、リモートワークの普及によって、従業員の働き方(特に育児介護)については、また新しい可能性が出てきたことも間違いないです。
特に育児・介護が関係している従業員については、基本的に多くの場合で従業員の自宅での作業が基本になりますので、リモートワークが可能というか、リモートワークが大変当てはまる勤務形態と言えます。
育児・介護離職という用語が広まり、日常的に使用されているように、育児・介護によって会社を退職しなくてはいけない方も多くいらっしゃいます。
そういった方の受け皿になる、という点だけでもリモートワークの存在意義は大きいです。
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私の業務もリモートワークのようなものなので、自身のプライベートや家族との絡みを大切に出来るというメリットを充分に感じています。
上記のように、Amazonという大企業が廃止したからといって、日本も一律でそれを真似することは無いので、自社の業務・風土などを基に、適切な労働環境を提供出来る仕組み作りをすることが重要です。
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今回の画像は【シャオパンコ】さんからお借りしました。ありがとうございます。
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