雪まじりの寒さのなかでかぶが発芽
はじめに
こちらも8年まえの記録から。春にもかろうじてとう立ちするまえに収穫までこぎつけるアブラナ科のやさいがある。そのうちわたしのすきなのはかぶ。
これについて記したものがみつかったので、いずれ栽培するときのためにnoteに残しておく。ほぼ原文のまま。
さむさのなかで
寒さのなかで畑Bでかぶが発芽しました。このところはげしい雨や雪、風のなかでどうにか発芽しました。ながれてしまわぬようにねんのためビニールをかぶせて重石をのせておいたのですが、ビニールの1枚は遠くまで飛んでいってしまいました。いったいどのくらい強い風が吹いたのか想像できないほどです。
そのなかでようやくというかあきらめかけて畑にむかうと、かぶは半分ほど発芽していました。なんとたくましいもの。がんばったなあと声をかけてやりました。
ほかにも
同時にまいた小松菜のほうはほとんどビニールがはがされ雨で流れてしまったのかまったく発芽していません。ねんのためと思ってポットにまいておいた苗をべつの耕してビニールをかけておいた場所に1本ずつ植えました。いったん発芽すると小松菜は土の上においただけでもそだつぐらい強い性質をもちあわせています。こまつなは出荷しません。あくまでも自家用。
これまで100種をこえるやさいのほとんどを種子からまいて栽培していますが、なんとこまつなはいちばん成績がわるいです。あたらしい種子でも3回に1回ぐらいしかうまくいきません。独立してのちに農業に参入したむすめはそんなわたしのようすをつたえると「ええっ~」とわらいながらおどろきます。
どうもやさいとわたしのあいだに相性があるようで、こまつなからは好かれていないようです。
しかたがないので今回のこまつなは耕しなおして蒔きなおしました。このところの気象はけっこう野菜を育てるには厳しいものでした。
収穫したかぶは
かぶはあっといまに収穫までこぎつけます。まびいた苗も汁物などに菜っ葉としてつかうととてもおいしいものです。したがって蒔いてから2週間ぐらいから間引き菜として、1か月しないうちに根もとがふくらんでくると大きくなったものから順次収穫していきます。ほぼ3日に1度、収穫にむかうぐらいの頻度になってきます。
かぶは品種によって大きさがちがい、ピンポン玉サイズからメロンほどのサイズのものまであります。
小かぶははやくから収穫しはじめてあっといまにおわります。最近は中サイズのものをえらんぶようになりました。これは比較的長い期間大きなものから収穫できるからです。食べていくのにちょうどいい育ちぐあい。
おわりに
火をとおしてもおいしくいただけますが、すきなのが即席の甘酢につけたもの。収穫したてのかぶをうすくスライスしたものと葉をきざんだものをいっしょにこんぶをきざみ、七味としょうがをいれた甘酢にひと晩おいたものをよくつくります。かぶを口にいれるとツンとぬけるのがたまりません。
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