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入試の翌日でもみずからつづけられるほど学習を習慣にでき、意欲を維持しつづけられるか
(2024.8.12加筆)
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はじめに
学習サポートで中学生・高校生の学びを生活面から見直すアドバイスをしている。いわゆる「学習塾」とはひとあじちがう。ここでは勉強のスタイルや習慣を各自で身につけてもらうのがねらい。いかにじぶんなりの学びのスタイルをみつけてそれを持続していけるかを手伝う。
もちろん各教科の中身にも触れるが、このテキストをこう使ってみようとか、この方法でつづきを…とアドバイス。入試がおわってもその先の学校でつづけらえるように、翌日も来て勉強している生徒たち。部活などほかの活動でもよい成績をおさめた実績をもつ。
きょうはそんな話。
(タイトルはオクラの花)
結局は…
学びは生涯とぎれることはない。そう思える。学習サポートにおとずれる中・高校生たちにはここでそれを身につけてほしいとつねづね話す。それと同時に合理的で充実した生活を各自で考えて身につけて習慣にしてもらう。それで「ふだんのまま」テストや受験をのりこえて、その先へ。
このほうが心身ともに負担になりにくく、長くつづけやすい。その結果、成績はわりと上がるもの。だがヒトから押しつけられたかたちで成績を上げても、やり方を身につけないまま手を離れると成績の下がるのはもっと早い。勉強のスタイルをわがものとしていないうちはそうなりがち。
わがものとするには
じぶんからすすんで学ぶスタイルを身につけるにはどうするか。それをアドバイスしてきた。ここを最初におとずれる生徒の多くはどうもうまくいかないと保護者の方々と相談に訪れる。まずはふだんの1日について話してもらう。いっしょに時間の使いかたにくふうの余地をみつけていく。
ひとつ例を示そう。たいてい学習サポートの時間に学校の宿題を済ませて帰ると現状の理解度とともに、帰ったあとの家での生活がすんなりすすむと気づいた。部活をしていてもそう。
いろいろやりつつ
部活でつかれて習いごとに通い、家で風呂や食事などをすませたあとのつかれた状態では頭にはいりにくいし、再度モチベーションをあげるには時間もかかりがち。もっともやってほしいみずからの予習や復習(①)をやりにくい。それが学習サポートの教室で①を学校の宿題と兼ねて済ませられる。
すると家でリラックスできて早めに眠れる。こうして順序をかえつつ①を加えるだけを日々つづけていくと生活のリズムができて成績は向上。くわえて学校の授業も冴えた頭でむかえてわかりやすくなる。すくなくともそのかたちをつくるのがわたしの主宰する学習サポートのねらい。この視座はいわゆる学習塾や学校とは一線を画している。
生徒たちは
期末テストが終わると生徒たちのほうから、成績が帰ってきたよとわたしに話をしようとする。きっといい知らせだなとわたしはその結果を見るまえに思う。生徒たちはうれしい報告をぜひともしたい。おもむろに見つつたっぷりほめる。どうじに、どうかなこの方法は?とたずねる。そうたずねるとその生徒はにっこりと首を縦にふる。
保護者の方と面談すると、「家でつくえについている機会が増えた」とおっしゃる。変化については保護者にうかがうのがいちばん。まずご家庭で変わらなければなにも変わらない。
そう思っているし、そうありつづけたい。面談では「そのようすをそのまま見守ってください、つづくようにしむけていただけますか。」とご協力を願う。こうして自立をうながしいっしょに見守る。
おわりに
このやりかたにおちつくまでもちろん紆余曲折さまざまあった。結局このやりかたがどこにも無理なくつづく。こうして入試の翌日でもつぎの夢や進路にむけて教室を訪れる生徒たち。目標は入試ではない。
すでにかたちができつつあり、アドバンテージになっていく。とやかくいわずともみずからそうして訪れる。無理がないので自主的なまなびがつづいていく。わたしはサポートするだけ。
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