BOOKS -みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花- 誤解される世の中で必要な2つの答え
土曜日参観のふりかえで
今日はムスメちゃんは家にいます
おやつはオレンジジュースで作ったアイス
もうアイスの時期なんですね
ひからいとです^ ^
さて
「えんとつ町のプペル」が
海外の映画館や映画祭でも上映され
日本でも日本アカデミー賞・優秀アニメーション作品賞を受賞したり
”人と密にならずに見れる映画”として
ドライブシアター上映されていて
まだまだ興行的にも伸びています
売り方が斬新なので
色々と叩かれたり炎上したりしていますが
エンタメとしてもかなりの高クオリティで創られていいます
丁寧に創られたストーリー、世代ごとに共感できるキャラクター、
ついクチずさんでしまうテーマソングなど
冷静にみてみると面白いと思います
そして
5月31日に
その後日のストーリーとなる
みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜
がリリースされ先日購入しました
こちらも絵本です
絵本をシリーズで買うなんて
「だるまさん」シリーズ以来初めてです^ ^
ストーリーは
「えんとつ町のプペル」より数年後のえんとつ町を描いています
詳しくは省きますが
前作「プペル」のラストシーンの影響で
「えんとつ町」の在り方が変わり
職を変えざるを得なかったモンスターの話になります
※前作キャラもちょこっと出てきます
ここでは
ストーリーを追うのではなく
ぼくの感じた事を書いていきますので
ネタバレにならない程度で進めたいと思います
前作にはいなかった
モンスターの存在
現在の”開かれた社会の多様性”を
表しているのかなとも思うのですが
ぼくが思うに
もともと日本社会にある問題を表しているのではないか?
と考えました
それは
「大衆とちょっと違った事をすると変な目でみられる」あの感じ
大衆とちょっと違う事をする人をモンスターと表現したのかな
絵本の中では”劇場が舞台になって
モンスターたちが自分のイチ芸で勝負する”
まるで現代の芸人たちを表現しているようです
もちろん芸人に限らず
一般人であっても大衆とちょっと違う事をすると
モンスターとして扱われてしまう世の中です
逆に一般人は
披露する劇場がないので
ストレスが溜まっていく
いっぽうの世の中です
そういった人たちに
スポットを当てている話で
はないかなと思いました
※披露する劇場がなければ
自分で探したり創ったりする事を
勧めているようにも感じます
物語の途中で
重大なトラブルが巻き起こります
”モンスターは誤解される存在”だから
という理由です
大衆とちょっと違う行動をする人は
理解されないという事を
身近に感じるのではないでしょうか?
この物語では
その答えを2つ用意しています
「生きのびる事」
と
「表現する事」
死んでしまっては誤解されたまま
生きていても表現(主張・発信)しなければ
誤解は解かれることはない
そして
物語はラストシーンに
向かいます
いきのびて
そして
表現をする事で
今まで咲くことのなかった『普通の花』は
時期になれば『咲き続ける特別な花』になる
ネタバレを避けるために
抽象的な表現で書いてますが
読んだ人には伝わると思います
けっこう具体的な表現になってます^ ^
気になる方は
下のAmazonリンクから
読んでみてください
ではまた^ ^
【あわせて読みたい】
みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜
だるまさんシリーズ
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