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ローカルフードマガジン

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都市部の圧倒的な情報とスピード感とは真逆のマガジン。 ローカルの飲食なりその他食に関わるような出来事を感じたままに書きます。
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#コラム

レシピ覚えられないから全部まとめてクラウドにぶん投げたらスタッフの料理がうまくなったのはドラクエのおかげ

最近店舗でボケ倒し、ややこしいボケ方をするためにツッコむスタッフも少なくなってきたホンブダイゴです。 先日、学生スタッフに「ボケが雑です。」と評され、いささか落ち込み気味ですが、お笑いのセンスではなく料理の腕前を上げるべきなのは承知しています。 *料理についてのコラムですがアラフォー男のドラクエ表現についていけない方は離脱されるかもしれません。 記憶力ってどれくらいが平均なんですかね。 ぼく、空前絶後に物覚えが悪いんです。 ヤベーです。 「たまご買わなきゃ」と思ってス

評価はいくつ

なにかの体験をしたときに星を付けるときってありますよね。 飲食の体験や本の評価などですかね。 大抵は5段階で基準が示されていないんです。 日本のグルメやそれ以外の星を付けて評価するサイトってたくさんあるじゃないですか。 なんかみんな星の付け方が厳しいんですよね。大きな声で「良いよ」と言えない雰囲気。どうしてなんでしょ。 日本の飲食店の評価とか見てると中に 「店内の雰囲気は最高。だがうるさい客がおり星2つマイナス。」 「味は美味しかったんだけど、わたしごのみじゃな

ローカルnoteのつながり

こんにちはホンブダイゴです。 発信て大事だなあと思うんです。特にローカルで飲食店とかやっていると、「知り合いの知り合い」くらいまでは届くことは有るんですけどその先のお客さんになるであろう方になかなか届かない。 ローカルはまだまだ紙媒体(※例えば新聞広告とかフリーペーパー)が幅を利かせていてWebは育っていないんですよね。 有名所のサイトでも長野県の地方都市のお店はヒットしても、僕らが住んでいるこの地域は検索もぜんぜんていう感じです。このあたりは電車も一時間に一本ですし、

中堅スタッフを評価するとお店のパフォーマンス向上に繋がる

こんにちはホンブダイゴです。 三連休の中日。今日もお出かけの方も多いと思います。 お祭りやアクティビティのイベントにはちょっと残念な天候が続いていますね。 僕は接客を職業としています。 接客業で働くことはその名の通り「お客様と接する職業」です。 世界に比べて日本のサービスは値段に対して過剰と言われています。 僕はワールドワイドな視点で日本のサービスを語れるわけではありませんが、いま接客業で働いている方が、今よりももっと接客が好きになるTipsを現場で働く人間として沢山の

所作が美しいことは美味しい料理につながる

所作が美しい人って素敵だと思います。 姿勢や立ち姿。歩き方や手の運び方など。 動きや所作の良さというものがずーっと絶対的に普遍のものではないと思いますが、現在メディアに出たり人前に出たり写真に撮られる職業の方はその姿を多くの方から「美しい」と評価してもらっているわけです。 料理に携わる人も同じで、無駄のない流れるような手際には同じ料理人でも惚れ惚れするんですね。 そこには仕込みや処理と呼ばれる普段は見えない途中経過の単純な作業というものを越えた美しさが有るからです。

お店のスタイルを愛してください

「全てのお客様に満足いただくために」 大概のお店ではそういうスタッフ教育をすると思う。 私も長い間そう思っていたし、別にその考えが間違いだとは思わない。 来ていただいた方には最大限サービスを提供するのは当然だと思う。 「自分はどの店に行っても100%満足して帰ることはできるだろうか?」 どんなお店にも小さな気になる点はある。 「照明がこんなふうになっていたらいいな」とか色々と。 でも小さな不満をすべて解消する作業をして意味はあるのだろうか。 メニューに対して、味付け

包丁を手入れしていると料理が好きになる。

今回は包丁の話。 しかしその前に。 かつてダイエー創始者である中内功は 「家庭の台所から包丁とまな板をなくす」と言ったとか。 今やスーパーだけでなく、コンビニでは一人分の調理済みの小分け惣菜が沢山売られています。 ですので包丁も無く 「もう自炊なんて面倒臭すぎて全部コンビニで済ます」 という方もいると思いますので、そんな方は是非外食、中食を! このノートは自炊をするアナタに送ります! 包丁はどこの家にも有ると思います。 それは三徳?出刃? いろいろな種類の包丁が

醸し出すもの

ホンブダイゴです。 長野の南、いわゆる南信州というところで飲食店の店長をしています。 市内の駅近くにあるお酒を提供する飲み屋さんでして、たくさんの方がいらっしゃいます。そんなお店の出来事を書いていきます。 回るお店。 接客や所作に関わるスタッフが醸し出す雰囲気はお店の空気と言って良いものです。 スムーズに流れるようにすべての作業が進んでいく。 たまには流れが悪くなることもあるかもしれませんが、そこは店舗責任者である店長が流れを上手く作って行くものです。というのは理想の形。

インプット&アウトプットをきちんとこなして料理好きに。

自炊しますか? 自炊は良いです。 想像力が豊かになります。 美味しいものを作ろうと自然と努力するようになります。 「自炊は苦手」「面倒で」という人もいますけど、もったいない。 努力次第で美味しい料理を大体の人が作れるようになるものだと思います。 苦手や面倒という人は食べるということにあまり興味がないのでしょう。 でも人間栄養分を取らなければ死んでしまいます。 僕はできるだけ美味しいものを食べて一生を終えたいなと思っているので、自宅で作る料理も美味しくなるように努力してい

スタッフから信頼される店長になるためにコミュニケーションで私が気をつけている3つのこと

自分で言うのもアレですが、飲食業を長く続けてきました。 大体20数年位続けています。 飲食が好きだからというのもありますけど、目標を設定しスタッフと共に一丸となって取り組み、達成感を味わうことが快感になっていて続けているのかもしれません。 そして、「店長」という肩書で働いていることが好きです。 チェーン店時代も含めて10年以上店長として働いてきました。 いろんな会社があってお店の数だけ「店長」や「マネージャー」という肩書の方がいます。 そして全国にあるたくさんのお店は毎

騒ぎ散らし、走り回る子ども連れの家族こそ、うちの店にとって最高の顧客である。

「うるさくてすいません」「汚してすいません」「迷惑かけてすいません」 カフェに来る、色々すいませんをくれる世のママたち。 そんなママたち。 心配しないで。 うちの店子供大歓迎です。 カフェでランチがしたいけど(お茶でもいい)子供と一緒だと迷惑がかかるかな?なんて思う方が多いですよね。 私も三人子供がいますし「子供を連れて外食をする」というのはどういう事か。というのをある程度は理解しているつもりです。 子供たちは、我々親が思ったように動いてくれることはまず無いし、

大事なのは経歴じゃない。

世の中には素晴らしい経歴の料理人の方が数多くいます。 よくある紹介の仕方でいうと 「一流ホテルで修行していた。」 「巨匠の某有名シェフに師事していた。」 「○○○○○ガイドの星付き店舗で働いていた。」 ざっとこんなところでしょうか? 一流店と呼ばれるような店では、従業員に対しての教育が整っていたり、提供する商品にとても強いこだわりがあったり、徹底的にクオリティやサービスが高かったり、一流店と呼ばれる所以はきちんとあるわけです。 もちろんお客様からの支持もきちんと受

コスパの話

世の中の飲食店の価格をどう感じていますか? そして『コスパ』という単語にどういうイメージを持っているでしょうか? 多分世間一般の人は 『低価格で高品質なものやサービス』と思っているでしょう。 それは大手企業やメディアが一般消費者に植え付けたイメージです。 それ全然間違ってますから。 本当は 「価格に対して品質やサービスが優れている」ということです。 安くなんて言ってません。 明らかに間違ったイメージ。 低価格でなければコスパが良くないってなんすか? ✂✂✂ 「