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インプット&アウトプットをきちんとこなして料理好きに。

自炊しますか?

自炊は良いです。
想像力が豊かになります。
美味しいものを作ろうと自然と努力するようになります。

「自炊は苦手」「面倒で」という人もいますけど、もったいない。
努力次第で美味しい料理を大体の人が作れるようになるものだと思います。

苦手や面倒という人は食べるということにあまり興味がないのでしょう。
でも人間栄養分を取らなければ死んでしまいます。
僕はできるだけ美味しいものを食べて一生を終えたいなと思っているので、自宅で作る料理も美味しくなるように努力しています。
家族のみんなにも美味しいって言ってもらったほうがモチベーションにもなりますしね。

ここからは僕が実践している料理が好きになるようなコツみたいなことを書きますので「料理好きになりたいな」とか「興味あるな」と思った方はぜひ最後まで読んでいってください。
逆に自炊に興味がないやと思う方は飛ばして頂いて大丈夫です。

✂✂✂

基本

最初に料理が苦手という方の多くは完成の形に拘っていたり、レシピを忠実に守ろうとしていたりします。
食べたい料理があっていままで作ったことのない料理にいきなりチャレンジしてみたり。
結果としてうまく行かなくて美味しくなくてヤメちゃったりします。

料理の基本の形ってよく言われるんですけど、何が基本の形なのかよくわからなかったりして難しく考えちゃったりしますよね。

僕が思うに基本の形は人それぞれなんですよね。

怪我をしないために、最低限包丁の持ち方とかは一応知って置くべきだと思いますけど、どの料理が作れるものの中の基本かというと、その方の食生活に合わせてしまって問題ないと思うんです。

別に煮物ができなくても良い。

揚げ物ができなくたって良い。

カレーが作れなくたって良い。

大事なのは「自分がいつも食べるものをきちんと作れるようになる」ことが最初の一歩の基本だと思います。

料理っていきなりできるものではなくて、自分が作ることができる料理からの派生で作れるものが増えていくのが王道だと思います。
飲食店の料理人やスタッフはそれがお仕事ですから、できるレパートリーは多くないとだめです。
けれど家での自炊というのは自分が食べるくらいなら、まずは数品でもちゃんと作れるようになることが大事です。

数をこなす

一回作って美味しいものが二回目に微妙になることってあるんです。
なぜかというと最初に作ったものが再現できていないから。
「使った材料や水分量がどれくらいだったのか」
きちっと把握しておくのは大事なんです。
例えば、レシピは100グラムチョッキリで書いてあっても、スーパーでほんとにちょうど100グラムの量でじゃがいもとかが販売されていることはほとんどないですよね。
買ってきても皮を剥いたり、悪いところを削っていくといつの間にか分量は減っていったりしますし。

なのでレシピや、自分で作ったときの材料の大まかな割合は覚えておいたほうが絶対いいです。

具材:水分:調味料

この割合が狂うので味に変化が起きたりします。
大きくずれなければそんなに大失敗はしないんですけど、適当にやりすぎるとだめですね。
だいたいでも覚えらんないひとはメモしたほうが良いです。

とにかくあとはたくさん作ってレシピを見なくても作れるように「得意料理」になるくらい作ったほうが良いです。

店の料理人は一日に同じ料理を何十食も作るので当然上手になるんです。

レシピは頼りにするが盲信しない

ものすごく一般的な卵焼きのレシピにしたってたくさんあるんです。
そしたら、それ以外の料理なんて完成までの道のりはもう何通り有るかわからないです。
よくありがちなのは
「料理名で検索してレシピアプリとか見てその通り作る。」
結構難しいです。
これ、プロから見るとちょっとハズレるレシピが結構な数有るんですよ。
必要以上に工程数が多かったり、使用する調味料が本格的なスパイスが多かったり、時短を最優先にしていたり、色々ありますけどハズレを見分けるには数をこなさないといけないので、心配なうちは料理が得意な友達とかにURL貼り付けて「これはどうかな?」みたいにメッセージで聞くのが良いと思います。

きちんとした料理本を買ってみる

数多ある料理本。500円位で売っているコンビニブックではなくて、ちょっと高く感じるかもしれませんが2000円~3000円位する煮物や肉料理だけの本格的な専門書を買ってみると良いです。

前の項目とは反対のことを言いますがこの価格帯の料理本のレシピを見ると世の中に溢れている外れてしまいそうなレシピの見分けがつくようになります。できればタレントさんより料理家の方のものが良いです。
だいたい一生モノのレシピ本になります。

どうしてそうなるのか探求する

料理は科学なんで。

材料のカットにも、塩を振るタイミングにも、使用する調味料にも理由があるんですね。
色々な要素がまとまって一つの完成した料理になるのです。
それがちょっとわかってくると料理工程がどう進んでいくのか想像できるようになってきます。

おすすめ。以下の2冊がわかりやすいです。

値段は張りますけどこちらはもっと深掘りしている内容です。

✂✂✂

美味しいものを探求できるようになって、自分で作れるようになればとても楽しいです。

ぜひたくさん自炊して料理好きに!

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ホンブダイゴ◇Hombu Daigo
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