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クリエイターとしての賞味期限を考える
昨日のマイケル・ジャクソンの記事を書くにあたって、彼のBillie Jeanのパフォーマンスを視聴した。
今から40年以上前のものなのに、時代遅れという感じが全くしない(映像自体には古さを感じるが)。
自分がその音楽を聴いて育ったので、耳がそっちに慣れているだけなのか。でも、他の80年代の音楽を聴くと、昔のサウンドだな、と思うこともあるので、やはりマイケルが特別なのかもしれない。
良いものには賞味期限なんてないんだな、とつくづく思う。
一方で、時代の流れは早く、トレンドも瞬く間に移り変わるものだ。
一流のアーティストでも、変化を恐れて、現状に安住してしまうと、あっという間にすたれてしまう。
賞味期限という概念は、何もアーティストに限った話ではない。
自分レベルまで話を落としても、人間関係、人への感情などあらゆる場面で賞味期限は存在する。
そしてクリエイターとして自身を商品とみなしたとき、賞味期限はいつまでだろう、なんて考えてしまう。
確かに消費期限と違い、技術や感性が落ち、味のある記事を書けなくなっても存続自体は可能だ。
だけど、湿気たおせんべいで良いのか?おせんべいなりのパリパリ感は出していたい。
まあ、私自身、駆け出し中の身なので、賞味期間内にいるかどうかも、微妙ではあるけど、毎日記事を投稿しているnoterとして、どの位で賞味期限が切れるだろうか、というのは真剣に考えてしまう。
賞味期限が長いクリエイターでいたい、という思いはあるけど、やはり同じことを繰り返し書き続ければ、noterの皆さんに飽きられてしまう可能性は大きい。
当然、独自の世界観を出しているクリエイターさんや絶大なブランド力を持つクリエイターさんだと話は変わってくる。
自身に関していえば、新しい発想をもって、その時々の瞬間をとらえ、自分なりの角度からみたストーリーを皆さんに共有したい。ユニークさがなければ、あっという間に忘れられるだろう。
ちなみに湿気たおせんべいはトースターで生き返るらしい、笑。
トースター代わりとはいかないが、自分磨きを怠らず、感性を研ぎ澄ましておくことが今私にできる賞味期限の延ばし方かな、と思っている。