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勘違いから始まる無謀な挑戦〜リプライズ〜

手の平に載る大きさの牛を放牧しようとした。その牛は「余計なことはするな。縛られて、安定こそが肝要だ。」とその牛に上目遣いで説教された。
広尾の東京都立中央図書館では壁を液状化してくれる詩集を読んだ。散文詩とは無限の柔軟であるらしいことは察することはできた。
乃木坂では二機の大型ヘリコプターが星条旗通りの米軍プレスセンターに着陸するのを見た。ヘリから地上に降り立ったトランプ元大統領が握手を求めてきたので、私は握手のついでに質問をした。
「英語の会話をスムーズに行うコツを教えて下さい。」
「車が待っている。ついて来なさい。」と装甲車みたいなリムジンに乗せてもらって、東京ミッドタウンをすり抜けた。そこには築山と池がある日本庭園に到着した。元大統領は鎌倉駅前で買った鳩サブレーを左手のグーバンチで砕いた。右の手のひらから砕かれた鳩サブレーが地面に落ちた。そこにミッドタウンを根城にしている鳩たちが群がった。傷だらけの鳩たちが砕かれた鳩サブレーを突っついている。共食いではないだろう
「相手が欲しがっている言葉を与えなさい。そこで取引が成立するだろう。」とトランプ元大統領は教えてくれた。不安な顔をしている私の背中をオバマ元大統領が押してくれた「君ならできるさ。」彼はもう片方のヘリに乗っていたのだろう。これには驚かされた。驚いた次いでに説得力のある言葉を公園の池の中に落としてしまった。今頃は魚の餌になっているだろう。自由な散文詩の力を借りればそれを想像力で補うことが出来るかもしれない。私は挑戦だけはしてみることにした。
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