Eazy43

身近な出来事を中心にパリッとエスプリの利いたホッコリとする文章を目指して投稿しています。

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最近の記事

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箱根登山鉄道運転見合せ

箱根登山鉄道が大雪のために運転見合せになった時に撮った写真です。 箱根の山の中で足止めされて大変でしたけど、雪景色がキレイだったことはよく覚えています。 #写真 #箱根 #登山鉄道 #雪景色

    • 遠い海

      海なんて、空なんて、海岸沿いの遊歩道なんてどれも同じだろう? それは確かにその通り。そこに辿り着くまでの道筋には千差万別がある。 弁天島には神様のいない鳥居のオブジェ。JR嵯峨野線の保津峡駅は嵐山の隣なのに駅前にコンビニすら無い秘境駅。 山間の雪景色をと余呉湖の湖畔。福井駅で駅弁を自販機で買おう。怖い顔した恐竜博士のベンチで写真を撮ろう。東尋坊の隣の雄島は紅い橋が架かる無人島。有名観光地の隣には隣だからこその魅力が詰まってる。メジャーになったらそのまた隣に行こう。 JRの意地

      • タイソンは偉大です!

        英語のレッスンで同席した生徒さんが野球の日本代表が勝った話をしました。講師は試合に勝ったときの表現について説明してくれました。 The Japan beat the korea. 《 日本が韓国に勝った。》 The Japan won against the Korea.《日本が韓国に対して勝利した》(〜againstを忘れないように注意)マイク・タイソンの負け試合(Tyson was def  eated.)の話題をしたかった。それでも、盛り上がってる野球の話に水を差す可

        • 国語の教科書

          国語の教科書に載っていた強烈な印象に残る作品。中島敦「名人伝」。弓矢の名人を目指す主人公が遂に辿り着いた戦わすわして勝利を収める境地。それまで読んだどの小説とも違う後味に未だに惹かれる。 そして、原民喜「夏の花」と船越保武「水仙の花」は戦争と亡き人に手向ける花の強烈な印象で手元に現代文の教科書を残していると思う。 近所の図書館と有栖川宮記念公園にある舟越保武作「笛吹き少年」の彫刻が好きなのも、雨に濡れる姿を写真に残して、スマホに保存するのもこの頃の影響だろう。 加藤周一「日本

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        箱根登山鉄道運転見合せ

          初めてのネット通販

          ワシントン・アービングはウォルター・スコットの詩の素晴らしさを「スケッチ・ブック」に彼の詩を引用して讃えた。 サマセット・モームは詩の素晴らしさを讃えながら、エミリ・ブロンテの小説「嵐が丘」を取り上げながら、アン・ブロンテの詩については取り上げす。エミリ・ディッキンソンの詩を読む時は注意が必要だと書き残している。 教科書に載っていた作品はビートルズの「ヘイ・ジュード」や「レット・イット・ビー」みたいに爽やか過ぎて、「カム・トギャザー」や「ハッピネス・イズ・ウオームガン」みたい

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          ティム・オブライエン「世界のすべての七月」の読書感想文〜村上春樹の稼業にハマってます〜

          ティム・オブライエン著、村上春樹訳「世界のすべての七月」を読みました。 2000年に集まった1969年度卒業生たちのひと晩の物語。 彼らの70年代にはベトナム戦争があり、その後が順不同で描かれます。元々は短編小説だったものをひとつにまとめているのでひとつずつの章が濃厚です。 その中でもディビッド・トッド少尉の1969年七月十六日は強烈です。人類が初めて月に到達しする直前、トッド少尉はベトナムの密林で壮絶な体験をして、その後も長い付き合いになるジョニーに出会う、ジョニーは彼とは

          ティム・オブライエン「世界のすべての七月」の読書感想文〜村上春樹の稼業にハマってます〜

          老眼は病気ではありません

          英会話学習に利用している資料を整理して、当時のガンズ・アンド・ローゼスの唯一の創設メンバーであるアクセル・ローズにロックン・ロールの健全な発展を目指す団体「ロックン・ロックンロールの殿堂」が2012年度の受賞セレモニーに元メンバーを呼び戻して、1992年当時のメンバーで演奏をしてほしいと要請を検討している時にアクセルから発表された声明を発見しました。 彼は要請を断るとともに声明の中にこんな部分があります。 〜(that for the record are decisions

          老眼は病気ではありません

          ラーメン屋で思いついた大統領選挙についての考察

          急に冬将軍の先陣がやって来て、長袖を通過してコートを着ている通行人が増えた街を見ながら彼はいつものラーメン屋の天津飯セットを食べた。 カウンター席の端でチャーシューメンを食べるサラリーマン。メニューを見ながら考える時間が長目だった。 奥のテーブル席で餃子セットを囲むカップル。若いのに二人とも普通盛りだ。特に男の子はラグビー選手みたいに日焼けして、よい体格をしている。その隣では瓶ビールを片手にニラレバを待つ老人と頭上で世界のニュースを伝える小型テレビジョン。いつも通りのラーメン

          ラーメン屋で思いついた大統領選挙についての考察

          アメリカ大統領選挙について

          アメリカ大統領選挙は事前の予想に反して、トランプ元大統領の返り咲きに終わりました。その理由をCNNの調査を元に考えてみました。 その結果によると「4年前より経済状況が悪化した」と答えた層は現職大統領の対抗馬に投票する傾向がある事が分かります。経済状況はその時代のトレンドに大きく左右されます。そして、苦しければ事前の調査にも非協力で、動向を掴み難いのかなと思います。 世論調査に限らずに「現代〜」と名付けられるものは掴みどころのない時代の空気に依って、前衛的なものが出現したり、

          アメリカ大統領選挙について

          岸本佐知子編訳「楽しい夜」の読書感想文

          岸本佐知子編訳「楽しい夜」を読みました。翻訳家が「面白いな」と網に掛かった作品を編んだ作品集です。 飛行機で偶然出会った名前を明かせない有名スターとの秘密を告白する「ロイ・スパイヴィ」、他人の髪の毛をタバコのように吸って記憶を盗む遺体管理人とのラブストーリー「亡骸スモーカー」、三角形と三角関係に翻弄されるマイケルの物語「三角形」。 小説は文字で描くために現在、過去、未来を自由に行き来します。過去に戻る時はナチスドイツ時代にまで遡り、未来では手狭になった地球上の多様な生命を保存

          岸本佐知子編訳「楽しい夜」の読書感想文

          キレイな言葉

          カリフォルニアに帰省していたジョンが「トランプ支持を訴えるポスターやフラッグが地元で増えていて驚いた」と教えてくれくれたよね。 野沢直子からABCテレビの世論調査まで経済に関してはトランプの支持者が多いと伝えていたよね。 メキシコとの国境沿いの警備を法律で厳しくするよりも壁を造るほうが分かり易いって、子供じみてるって笑ってたよね。 信頼、正義、協調とか主張してる間に食べて、寝て、生活する事を忘れていたかもね? #エッセイ

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          立川談声さんは町田出身でした

          アップル・パイを食べるために立ち寄った町田文学館の前で素敵な着物姿で落語会のチラシを持っている女性がいたこと。 カフェ「けやき」でアップル・パイを食べている時に「3時から落語会を行います。無料ですのでどうぞお越しください」とデパートの館内放送のようなよく通る声でその女性がロビーを通り過ぎて行くときの不思議な雰囲気に引き寄せられて、3階の会議室で開催された落語会に行きました。 前職は声優・ナレーターでしたと自己紹介されてからの寿限無。ランドセルを背負った寿限無〜君の本人、友達、

          立川談声さんは町田出身でした

          ジョン・チーバーの読書感想文

          ジョン・チーバーの短編を川本三郎訳「橋の上の天使」と村上春樹訳「巨大なラジオ/泳ぐ人」を読みました。村上春樹の序文で「橋の上の天使」に収録された作品とは別の作品を選んだと記しています。しかし、「ぼくの弟」(川本版では「さよなら、弟」)だけは「著者の作品経歴の中でどうしても外せないと感じたので、本書にも重ねて収録した」と村上春樹の序文にはあります。 それは父親を亡くした母親と四人の子供たちがその妻や子供たちと海辺の家でひと夏の休暇を過ごす様子を描きます。十九世紀まで牧師を輩出し

          ジョン・チーバーの読書感想文

          芥川沙織の作品を観た

          青空文庫で目当ての作品や作家とは違う作品にはヒットすることがあります。 例えば森川葵村と森川義信。梶井基次郎「桜の樹の下には」と間違えて坂口安吾「桜の森の満開の下」。 芥川龍之介の作品を検索している時に見つけた芥川沙織の作品を初めて見ました。 色数は少ないのに迫力に圧倒されます。背景の藍色に浮かぶ柿のの実に似た色に強く惹かれます。文化の日に国立近代美術館に行って良かった。 #エッセイ

          芥川沙織の作品を観た

          懐かしい未来図

          来年に開催される大阪万博のTVコマーシャルを観て、こんな時代もあったなと懐かしくなりました。 親子で食卓のある居間にいて、万博について話します。その時に娘は「今があるんだよ」と言って終わります。誰もスマホを使っていません。約30年ぐらい前から子供部屋に自前のテレビがあり、核家族化が進み過ぎたと云われた以前の理想的な家族像と会話ががそこにありました。 万博の目玉の未来の姿は想像よりもショボくて、「本当にこれが目指していた未来なの?」と云われているようです。モノクロが想像力を刺激

          懐かしい未来図

          懐かしい写真

          野党の党首が記者会見で「過半数に届いていないわけだから、予算も通らない、法律も、通らない」と発言した。 その記事を読んだ時に昭和の終わりや、平成の記者会見を思い出して、懐かしくなった。 昭和の頃は畑の隅の資材置場のトタン屋根の上で猫が寝ている事がよくあった。 写真を撮ろうとすると猫は気配を察知したのかこちらを警戒する。こちらを見ながら、いつでも逃げ出せるように構えだけはしている。こちらは迫力のある写真が撮れるので好都合だ。 遠く離れると猫は警戒心を解いて、また昼寝に戻る。丸く

          懐かしい写真