「これはカスハラ?(カスタマーハラスメント)」
最近、ニュースでお客様、消費者の暴言によってお店の人が精神的な苦痛を強いられる、「カスタマーハラスメント」、通称「カスハラ」が多いという。情報過多になってから、いろいろなことをネットで発信することが多く、それまで問題視されなかったことを取り上げていく機会が増えたと思う。
先日、娘と妻とで久しぶりに自由が丘へ行った。
お昼は、妻が久しぶりに「和牛のお重が食べたい」というので、急遽、和牛専門店のお店へ入った。お昼から何て言う贅沢だろう、わたしが、和牛何て言うと、厳しく𠮟りつけるくせしてと内心、腹ただしいと思った。
お重が出てきた。一人、4000円以上はする。
妻は、「ここのごはん、量が減ったわね、肉だってこんなに減って」と不平不満ばかりだ。
わたしは、「せっかく食べているんだから、そういうことは言わないでた食べよう、おいしいだろう」といった。
さらに続けて妻に、「今の時代ではお前みたいに言う人はカスハラというんだ!!」といった。
妻は、「あなた、わたしのことをカスというの、ひどいじゃない」
「カスタマーハラスメントのカスで、取るに足らなとかくだらないというカスではないんだよ」
「わたしが、今テレビで話題になっていることをここのお店でやっているというの?」
「そうだろう!」
「あなた、言わせて頂きますけれどね、この間、みんなでらーめん専門店に行ったとき、ここのらーめんは出しを、にぼしか、めざしで取ってあるから、生臭くて食べられたものじゃない、と大声でいったのは、あなたよね!」
娘が、「喧嘩はやめようよ、せっかく来ているんだから、おいしいじゃない」
と、ピシャリ!と言われ、黙ってしまった。