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発達障がいは病気ではない
ASD(自閉症スペクトラム)は,あなたかもしれないし,私かもしれませんし,周りの人かもしれません。共通点は「生きづらさ」を抱えていることです。しかしそれを「自覚」することで,自分の苦手な点がトレーニングでき,ストレス軽減につながることでしょう。
生まれつき苦手なことがあるために「生きづらさ」を抱える人がいます。それはコミュニケーションであったり,作文や数学であったり,こだわりが強すぎたりします(
ほめる? (動機付けは難しい)
「自己肯定感」を伸ばすことが1つのヒントになるでしょう。
動機付けに使う手段を「強化子」と言います。そのうち,ほめたり,ごほうびを与えたりすることを「好子(こうし)」。叱ったり,罰を与えたりすることを「嫌子(けんし)」と言います。
「ほめて伸ばす」とよく言いますが,ほめられても嬉しくないこともあります。例えば志望大学に合格したときには,ほめられて嬉しいものですが,不本意入学なら嬉
「ガードナーの多重知能」について
今回は、「人間の知能は単一ではない」、という話を紹介したいと思います。アメリカの心理学者ガードナー (Gardner, H.) は、人間の知能は単一なものではなく、下記のような 6 つの知能に分類され、それぞれが独立して発達する、と唱えました。
例えば、数学ができるから優れた人間であるとか、逆に、できないから人間として劣っているわけではない、という研究です。
しかしながら日本の教育では、
「うつ」に気をつけて!
今回はメディアでよく取り上げられる「うつ」についてお話したいと思います。
「抑うつ状態」になると、気が重く何もする気がしない状態になります。しかし、自分ひとりでがんばってしまおうとする傾向があります。そこで、周囲が気づいてあげて、適切な投薬とカウンセリングを受けることで、「うつ病」を予防したり、「抑うつ状態」から快復したりすることが可能です。
「抑うつ状態」と言うと、悩んで落ちこんでいる様
なぜお母さんはやわらかいの?
母子の「愛着 (attachment)」が形成されると、青年期になっても安心して前進できるようです。「愛着」とは乳児が母親に抱きつき授乳する触れ合いを通して母子の信頼関係が作られることで、「愛着」があると母親が「安全基地」になり、しだいに外の世界に出て行けるようになるそうです。
ではなぜ「お母さん」なのでしょう。ハーロー(Harlow, Harry F, 1905-81) のサルを使った「代理
should と shouldn’t は少ないほどよい?
なにごともきちんとしたがる。白黒をはっきりさせたがる。他人に対しても自分に対してもルール通りにならないと気がすまない。このような人は「should (すべきだ・~であるべきだ)/ shouldn’t (すべきでない・~であるべきではない) 」を多用する傾向があり,ストレスがたまりやすく,他人とのトラブルが多いかもしれません。
この特徴を「強迫性」といいます。心理学的意味で「こだわり」と言って
言語コミュニケーションと 言語を使わない (非言語)コミュニケーション
人と人とのコミュニケーションには「言語」を使います。ところが、言語に頼りすぎると、言いたいことが伝わらなかったり、間違って伝わることがあります。それは「言語を使わないコミュニケーション」があることに気づかないからです。
私たちは相手の表情や態度からも、その人が嬉しいのか、悲しいか、怒っているのか、不安なのか、などの感情を読み取ることができます。提案に賛成か反対かも感じることができます。