見出し画像

歯の大切さ!

今週は歯の大切さについて簡単にご紹介したいと思います。
以前ご紹介した「噛み合わせとお口・体の健康」という記事において、下の歯を1本失うと歯並びがずれてしまって次第に噛み合わせがずれてしまうことをご紹介しました。さらにそれが奥歯だと、1本失うだけでも噛む力が約3~4割も減少してしまいます。噛む力が弱まると、食べ物をきちんと噛み砕けずに飲み込むように食べてしまうようになるため胃腸に負担がかかって消化不良を起こしやすくなったり、満腹感を得られずたくさん食べて肥満に繋がったりしてしまいます。
人間が活動するにはエネルギーが必要です。そのエネルギーを補給するために重要なのが食事です。しっかり噛んで食べるということが胃腸への負担軽減の始めの一歩ということなので、口は健康の入口と言えます。
さらには、歯を失うことは噛み合わせの悪化につながり、ひいては顎関節症、頭痛、肩こり、腰痛などの症状や悪い姿勢の原因にもなりかねません。
むし歯を治療すればむし歯自体は治りますが削った歯は決して元に戻ることはありません。むし歯の治療のために歯を削ることにより歯の強度は弱くなり、歯の機能はその分、低下してしまいます。しかも治療した歯は再びむし歯になるリスクが高くなってしまいます。
ご自分の歯を少しでも削らず、また失ってしまわないよう、歯科で定期的に検診されることをお勧めいたします。
いずみ中山歯科では、予防歯科に重点を置いて歯を失う2大要因となっているむし歯の早期発見と歯周病の治療にも寄与する歯科定期検診(メインテナンス)を推奨しています。

いいなと思ったら応援しよう!