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無意識の自分いじめに気づく

性格悪そうだなと思う人は、顔を見ればわかる。
いじめをしていたり、口を開くと悪口を言う人だったりは、大抵顔に出ていることが多いからだ。
人相学という言葉もあるように、今まで積み重ねて来た人生は顔に表れる。

自分で言うのもなんだが、私自身はそういう顔をしていない方だと思う。
今までの人生は、どちらかといえば苦労してきたし、周りに流されてしまうことはあれど、愚痴ばかり言ってきた人生では無い。
というか、そうであってほしい。

昨日、父親のことを記事にしてから体調が悪くなり、しばらく無の時間を過ごしてしまった。
頭痛から始まり、全てのやる気を失い、ここ1週間毎日こなせていたルーティンができなかった。
ネガティブなことを書くと、時間がかかる上に、嫌な経験を思い出すことになってしまう。
その疲労が、一気に出てしまったのだと思う。

元々体力がない私は、パソコンを触ると2時間で頭が痛くなってしまう。
社会人としてデスクワークを経験していたらどうなっていたかと思うと寒気がするのだが、現時点でもこの特性で、損をすることは多い。
やる気はあるのに、頭と首が限界を迎えてしまい、翌日に持ち越すと頭が冴えない。そうして、チャンスを逃してしまった経験は数知れず。

昨日の体調不良は、記事を書くのに1時間かかってしまった上に、父親のことを思い出したストレスが加わったことが原因だと感じている。
暫く前向きに過ごせていた私が、この出来事を踏まえて感じたのは思い出すだけで疲れることもあるということだった。

トラウマ治療などでも、思い出すと後々になって大変なことになるといった趣旨のことをカウンセラーに言われることが多いのだが、この出来事はまさにそれに近かった。
トラウマ的経験に慣れすぎていた私は、その当時から現在に至るまで、「そんなの気合いでいけるっしょ」とたかを括っていた。

しかし、だ。
久々に嫌なこと(父親との思い出)を思い出すと、異様に気分が落ち込んでいる自分がいた。
そこでふと思ったのだ。
もしやこれではないのか、と。

無意識的に自分を追い込んでいたせいで、全く気がつかなかったのだ。
今までの地獄に慣れすぎていた。
ここに来て、普通の人間になれた気がした。
すぐにはできないかもしれないが、自分をいじめる癖を減らしていきたいと思った。
まずは現状に気づけただけでも成長。

ちなみに、今回は風呂に入っても頭痛が治らなかったのだが、深夜テンションに差し掛かる時間帯に文章を書き出し、UFOを食べたら治った。
無理やり行動せず、いけそうな気がするタイミングを待つのも、大事なのかもしれない。

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栖山 依夜
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