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腸は第2の脳
前回「睡眠」について書いたので、今回は「便秘」について書いてみようと思う。
人間は悩みがないことには、興味がわかない。
「お金」が気になるのは、お金について悩みがあるからだし
「恋愛」が気になるのは、恋愛について悩みがあるからだ。
私がここまで便秘対策に関心を持つのは、子どもの頃からひどい便秘体質で、今まで便秘解消のために途方もないエネルギーを費やしてきたからだ。
ひどいときは約1か月くらい何を飲んでも全然出なかったことがあって、その時は最終的に「腸内洗浄」なるものを調べ、2万か3万(実費)払ってやってもらった。
その時は完全にスッキリした!!ということはなかったが、それでも体重は3㎏ほど落ち、詰まりが取れたお陰でそれからなんとか出るようになったが、非常に苦しい期間を過ごした。
数年前に渡印したときも、約1か月くらいほぼ出なくて、インドのわけのわからない下剤飲んでも聞かなくて、最終的にパンチャカルマをやってもスッキリせず、帰国後ようやく戻ったのだが、そんなわけで「対便秘対策」にはとても力を入れている。
①便秘薬
いろいろ試しておススメは、本草製薬の「はらざらえ」。
https://www.honzo.co.jp/lineup/harazarae.html
これはもともと大学時代、近所の漢方薬局で「センナだけだとお腹が冷えて痛くなるけど、お腹を冷やす漢方と温める漢方が入っているから、痛くならずに癖にもならない」と勧められた。
確かに効きも良く、かといって量が増えることもなく、変な痛みが出ることもなくとてもいいんだけど、分量を自分で調節しないといけないので、当たりはずれが出たりする。
大々的な広告打っていないからあまり知られていないけど、とてもお薦め。
②食事
個人的には玄米とサラダ(キャベツと大根)が最強。
白米は当然美味しいんだけど、玄米のほうが体調がいい。
漢方学では「生野菜は身体を冷やす」ことはNG扱いになりやすいのだが、個人的には生野菜に含まれる水分が腸で吸収されて便秘解消につながるようで、温野菜しか食べないと調子が悪い。
そんなわけで、基本1日1食はどんぶり鉢1杯分くらいの大根キャベツサラダを食べている。
その他、ヨーグルト(ダノンビオ)や酵素ドリンクも毎日摂取している。
③足つぼマッサージ
これも毎晩セルフでやっている。
足裏の大腸~小腸のところを特にしっかり&ふくらはぎのリンパを流す。
それでも便秘が続くときは、寝ながらセルフ・チネイザン(腸のマッサージ)をする。
「足つぼ効くんですか?」と聞かれるが、この「寝る前の足つぼマッサージ」をさぼると翌朝てきめんに影響が出るんだよね。
そんなわけで、もう20年くらいセルフ足つぼマッサージ続いています。
「腸は第二の脳」という言葉があるが、
腸内細菌が人の思考や行動に影響を与えるとか、
ストレス過多や精神的に不安定だと便秘になりやすいとか、
幸せホルモンのセロトニンは腸内環境整えると多く分泌されるとか、
(このセロトニンが不足するとイライラしたり、不安や恐怖を感じやすい)
そんな説をあげるまでもなく、
単純に、便秘だと身体が重くなり、吹き出物も出るし、
気分も重くなったりイライラしたり思考がまとまりにくくなる。
逆にスッキリ出ると、文字通り身も心も軽くなり、考え方も前向きになるし、肌もつやつやする。
そんなわけで、食事は栄養がある無しというより、快便になるかどうか?で決めている気がする。
正直、多少栄養バランス崩れていても、デトックスさえできていれば調子よく過ごせる気がするんだよね。
チベット医学だと「ルン(思考)が乱れると便秘になりやすい」と言われるんだけど、「ルンが乱れる=不安感や鬱っぽい・思考がまとまらない」なんで、鶏と卵の関係じゃないけど、心が不安定で便秘の時は、まず腸活して心を落ち着けるのも大事なのかも?と思います。