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書評②ー温暖化の警告と対策

1.はじめに

 おはようございます。こんにちは。こんばんは。IWAOです。今回は、書籍の紹介の第2弾ということになります。前回の書評①では、著者であるWoWさん、記者の方々に見てもらい、紹介させてもらいました。まさか、著者からアクションがあるとは思いもしなかったため、非常に驚きました。今回もこれからも著者が見ても満足できるような書籍紹介にしていきたいです。


2.紹介書籍

 今回、紹介させていただく書籍は、『生き物異変 温暖化の足音』と『成長戦略としての「新しい再エネ」 (SDGs時代の環境問題最前線)』の2冊です。今回も、印象に残った内容を紹介していきます。もし、今回の記事を読んだことで、実際に読んでみたくなったものがあった場合、幸いです。

今回紹介する2冊

3.生き物異変 温暖化の足音

 こちらの書籍は、産経新聞科学部が2008年1月〜2009年9月までに産経新聞の紙面上で随意の連載となったものをまとめて本にしたものとなります。構成は、全6章となり、第1章が日本列島全体での異変、第2章が沖縄・九州、3章が中国・四国…と日本各地でどのような影響が出ているのかを紹介、解説されています。その中で、私が印象に残った内容を紹介します。

この蝶も温暖化に関係があり、本でも紹介されています。何故でしょう?

①入れ替わるカメムシ

 温暖化によるカメムシの入れ替わりは、在来のカメムシであるアオクサカメが外来のカメムシであるミナミアオカメムシに置き換わるという現象が起こています。ミナミアオカメムシは、アオクサカメムシと外見が非常によく似ており、世界各地の熱帯と亜熱帯、温帯南部に自然分布しており、稲穂に取りついて稲の汁を吸うため、米の質を落とす害虫です。

アオクサカメムシ(?)

 日本に侵入されていてもそれまでは、宮崎県が北限でしたが、2002年から2005年にかけて福岡県へ北進されていることが確認されました。南方起源のために寒さに弱く、5℃を下回ると死んでしまいますが、福岡では1987年以降の1月の平均気温が6℃以上推移になり、彼らが越冬できるようになりました。つまり、温暖化による北進は、農業被害を拡大させることになります。
 ミナミアオカメムシの北進は、もう一つ問題を引き起こします。それは、「交雑」「遺伝子攪乱」です。アオクサカメムシとミナミアオカメムシが交尾しても受精卵は生まれない上、アオクサカメムシの寿命は短くなるのみです。その上、アオクサカメムシは1年で2世代のサイクルを回すのですが、ミナミアオカメムシは1年で3世代のサイクルを回す上に産卵数も多いです。そのため、アオクサカメムシと生息地が重なった場合、ミナミアオカメムシの方が、繁殖に有利ということになります。
 温暖化によってミナミアオカメムシが北上し、在来のアオカメムシを排除し、局地的な絶滅を引き起こすということになります。つまり、温暖化は、ミナミアオカメムシによる農業被害に加え、生物の内側からの「生態系の破壊」を同時に引き起こすということです。現在(*執筆当時)、九州内部だけでなく、静岡県の磐田が北限でしたが、四国や紀伊半島の内部では、ミナミアオカメムシの単棲域化が進んでいるとされています。伊丹昆虫館の学芸員に伊丹の現状について聞きました。伊丹では、現在、ミナミアオカムシに入れ替わっており、25年前だとアオクサカメムシはいたものの今では地域絶滅している可能性があるとのことです。知らない間にカメムシが外来種に置き換わっているということが、地域単位で起こっていることを知らされました。

②琵琶湖の異変

 琵琶湖の温暖化によって、琵琶湖の環境そのものと琵琶湖に生息する生き物の変化について紹介されています。まず、温暖化による琵琶湖の変化は、「鉛直混合」の停止です。琵琶湖は、春から秋にかけて水面近くの表層は温められ、深層は冷たいままになります。暖かい水は上に行き、冷たい水は下へいく水や熱の性質があるため、表層と深層で水の混ざり合いは発生しません。つまり、「水温成層」が春から秋の間に形成されます。冬になると、表層の水が冷やされることで、表層の冷えた水が深層へと落ち、表層と深層の水が混ざり合います。冬になり、表層の水が沈み、深層の水が持ち上げられるこの現象を「鉛直循環」と言います。この時に大事なのは、表層の水は空気に触れているということです。冬に表層の水が沈み込むというのは、「酸素を深層へ持って行く」ということも意味します。琵琶湖に生息する魚は、琵琶湖の深層へ潜って越冬を行うものがいます。活動が鈍るだけで生命活動が完全に止まるわけではないため、酸素が越冬する場所に送られることは、非常に大事です。

鉛直混合の現象

 温暖化による琵琶湖の変化は、温暖化によって表層が冷えにくくなり、鉛直混合が起こりにくくなることです。実際に、近年の暖冬化によって、鉛直混合の発生の遅れと未発生起が確認されています。地球温暖化がさらに進行によって、鉛直循環そのものが起こらなくなることや鉛直循環の発生の遅れがさらに加速することが予想されます。そして、この鉛直循環が遅れることと発生しないというのは、深層に供給される酸素がなくなり、琵琶湖に生息する生き物に影響が発生し、越冬ができなくなる可能性があります。ホンモロコ、ニゴロブナ、ハス、イサザ、在来のコイなどが生息や越冬のために深層を利用しており、鉛直循環の未発生は、彼らのような琵琶湖に生息する魚類に大ダメージを与えることと同義です。

https://www.lberi.jp/learn/jikken/junkan


*過去に鉛直混合についてまとめた記事があるので、詳細を知りたい場合、こちらをご参照ください。

 温暖化は、琵琶湖の鉛直混合だけでなく、琵琶湖の恵みでもある魚の「再生産」にも悪影響をもたらすと言われており、ここではホンモロコとニゴロブナで紹介されていました。ホンモロコでは水温が上昇し続けると雄が多く発生し、ニゴロブナの場合、温暖化で深層にいけなくなり、浅瀬で越冬するようになる結果、ブラックバスなどの外来種に捕食さやすくなるとされてます。ホンモロコの場合では、メスの個体数が少なくなり、産卵のできる個体そのものの減少へ、ニゴロブナの場合では、個体数そのものの減少が産卵できる個体の減少へと波及します。これらの事実から、温暖化は、琵琶湖で生きる魚を生きづらい環境へと変化させているということを示しています。

ホンモロコ
ニゴロブナ

 今年は、「鉛直混合」の発生が確認され、5年連続での発生が確認されたことになります。近年は鉛直混合が発生されていることは安心できますが、今後も続くことが保障されたわけではありません。まして、鉛直混合の発生の有無が毎年話題になるような現状は、決していい世の中ではないはずです。 

 しかし、この本を読むにあたって注意しなければならない点があります。それは、「温暖化だけの影響ではない」点と「情報の古さ」です。この本においてもナルトビエイが温暖化の影響によって、北上してアサリを食べ、漁獲に影響が出ているため、山口県の漁業組合が03年から毎年駆除活動を行っていることを紹介しています。しかし、ナルトビエイの駆除は、アサリの資源回復に有効とは言えないのでは?と指摘されています。

ナルトビエイ
ナルトビエイ

 アサリの減少は、ナルトビエイの食害とされているもののアサリの漁獲量は全体では回復せず、減り続けています。その上、ナルトビエイは現在、IUCNレッドリストで準絶滅危惧種に指定され、ナルトビエイの漁獲量の減少だけでなくのサイズそのものが小型化されていることなどとアサリに止まらないレベルで悪影響がで続けています。アサリの減少は、生息地の劣化・喪失、乱獲、開発などが挙げられ、ナルトビエイの食害で減少しているとはいいがたです。つまり、この問題では、温暖化よりも生息地の劣化のような生物多様性の劣化の方が問題となっているということです。

アサリの漁獲量の推移
ナルトビエイの漁獲量推移
ナルトビエイの漁獲量の推移

 この例は、ナルトビエイだけでなく、シャコやウナギについても紹介されている事例でも同様です。温暖化に加えて他の要因が絡むことがあり、全てが温暖化が原因にはならないということです。しかし、温暖化はどうその生物に絡むのかはまた別の話であり、関与がないとは言えない面があるのが難しい所です。(*温暖化による二酸化炭素の大量排出は、海洋酸性化を招き、生育に悪影響です。つまり、アサリもその被害を受けるということです)

*ナルトビエイとは何者か、アサリの漁業被害についてより詳しく知りたい方は、下記の動画やブログをご参照ください。
*写真やグラフは、サメ社会学者Rickyさんから提供をいただきました。

 この本が出たのは、15年前で今から見れば違うところもあり、間違っていると思うのは無理もありません。そこが情報の古さとしての欠点ですが、取材が悪かった、誤報とは言い難い面でもあります。しかし、15年前から温暖化に対して、温暖化を起因して影響する事例が多く見つかっていること、今も続いている問題もあります。温暖化は、今になって発生した地球環境問題ではないこと、温暖化の原因が地球環境レベルで起こされてもその直接の被害を受けるのは地域レベルであること、そして、その警告となる現象は生き物の変化として現れていたこと、これらが過去から警告されていたと読み解くことができると思います。15年前でも1冊の本でまとめられるほどの温暖化が読み取れる現象だったと、現在の私たちは受け止めるべきだと思います。
 *過去に温暖化やグローバル化がどのように自然を改悪したのかを書いています。伊丹の自然、特に、昆虫から今の環境の変化というものが読み取れると思います。

4.成長戦略としての「新しい再エネ」 (SDGs時代の環境問題最前線)

 こちらの本は、テレビ朝日のアナウンサーである山口豊氏によって書かれた再エネの著作になります。山口氏が実際に取材し、自身の目で見たきたものについて書かれており、その範囲は、日本国内だけでなく海外にも広がっています。
 序章と終章を含め、全10章で構成されており、1〜5章で日本国内、6〜7
でドイツ、8章で有識者との対談です。ここで私が印象に残ったのは、「ペロブスカイト太陽電池」「ドイツの覚悟」です。

紹介する内容

・ペロブスカイト太陽電池

 こちらは、通常イメージされている太陽光と違い、屋根だけでなく「壁面」に設置することが可能な太陽光発電になります。従来の太陽光と比べた時に、日当たりの悪い場所、くもりの日でも発電可能などという優れものです。
 このペロブスカイト太陽電池製造は、プラスチック製の薄い基盤の上に無色透明のペロブスカイトの原料の入った溶液を垂らし、それを高速で回転させて揮発させます。そこに黄色っぽい薄い膜ができれば、それがペロブスカイトの元となり、加熱器で固定化させて完成します。また、このペロブスカイト太陽電池で注目すべきなのは、「日本が圧倒的に有利」ということです。その理由は、「日本発の発明品」であることと「原料が日本で調達可能」な点です。

ペロブスカイトで日本が有利な点

 ペロブスカイトをそもそも発明したのは、日本人であり、現桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授による発明です。つまり、日本発の技術です。

 日本で発明されただけでなく、「原料が日本国内で手に入ること」も強みです。製造で必要になる「ヨウ素」と「鉛」は、日本でとれます。鉛は日本の地面から産出されます。一方のヨウ素は、日本は世界第2位の生産国です。全世界でそのほとんどがチリと日本で生産され、全世界の約30%が日本の生産されてます。先程のペロブスカイトの作り方も思い出してほしいのですが、ペロブスカイトの製造は難しいでしょうか。つまり、原料を国内で調達でき、製造も難しくないため、日本国内で大量生産、製造が可能であるということです。日本国内で製造を完結させることができるという点で日本は有利な状況にあるということです。

https://ciric.chiba-u.jp/iodine.html

 このペロブスカイトを巡って世界でも動きが加速しています。ここでは、「中国」と「イギリス」が紹介されていました。
 中国は2022年段階で、スタートアップ企業がペロブスカイトの量産化を開始しています。中国は、ペロブスカイトに限らず、国が予算を付けて先導し、技術を国へ持ち帰り、国の支援を受けて大量生産する仕組みが出来上がり、その一環にペロブスカイトもありました。(*いわゆる国家資本主義)EV、太陽光、風力のような再エネで中国が覇権を握れている理由もここにあります。

 イギリスでは、ペロブスカイトでの製造において、オックスフォード大学と大学発のスタートアップ企業が連携し、大量生産工場ができています。工場だけでなく、その前にイギリスには表彰式があり、それが大きな力となっています。イギリスには、ランク財団という光科学と栄養学で世界中の科学者を毎年表彰する財団があります。ペロブスカイトを発明した宮坂力氏もここで表彰をされています。ただの授賞式ではなく、飛行機代、ホテル代、パーティーが開催され、それらは財団が負担します。イギリスは、科学の最先端を走る研究者を尊敬し、彼らを社会を挙げて歓迎するということを行っています。
 山口氏は、これをイギリスの戦略と指摘しています。華やかなパーティーを設け、世界中から一流のイギリスへ集めることができるようにしており、表彰式から大学までが一本で繋がっていると指摘しています。自国へ次世代の技術をフィードバックする仕組みができています。つまり、「産学連携」を上手く活用し、成長分野に投資しやすい環境を作っているということです。
 
中国とイギリスでペロブスカイトをどう成長させるのかというやり方に違いはありますが、共通点があり、「投資」することです。つまり、成長分野へ人とお金と労力を十分にかけるということです。中国では「国家」、イギリスでは「産学連携」がその主体でした。主体は違いますが、成長の見込める分野にはしっかりお金と時間をかけ、人を育てていく姿勢が読み取れました。国や組織が、成長し、何か強みを作るには、お金だけでなく、人や時間も必要です。こういう投資こそが、今の日本の求められているのではないかと思いますし、そういうことを怠ったから、世界での日本の再エネのシェアが落ちたのではないかと思います。
 しかし、ペロブスカイトにおいて、日本は決して絶望することばかりではないと思います。東芝は、2021年9月に703㎠のペロブスカイトで変換効率15.1%のものを当時世界最先端開発し、2025年の今年に製品化する予定です。積水化学が、シャープの向上を買い取り、ペロブスカイトの量産を行おうとしています。さらに、近日公開された第7次エネルギー計画においてもペロブスカイトの導入が明記され、2040年までに20GWの導入を目標としています。確かに、日本は遅れていますが、手遅れだとは思っていませんし、十分に巻替えるチャンスはあると思います。ペロブスカイトでは日本に勝ってほしいです。

https://www.enecho.meti.go.jp/category/others/basic_plan/

・ドイツの覚悟

 6、7章で、ドイツの再エネの現状と付き合い方、考え方について紹介されていました。
 ミュンヘンを中心に紹介され、現在、ミュンヘンの再エネ率は90%、2025年に100%になろうとしています。その中心は「地熱発電」で、発電だけでなく、熱供給も同時に行い、エネルギーを効率的に得ています。ミュンヘンだけでなく、ライン・フンスリュック群での取材からどのように再エネを活用し、地域を活性化させたのかも紹介されています。ここは、風力が中心となって再エネが拡大し、再エネ率は337%、つまり、電気の輸出をすることとなりました。
 私が、ドイツの章を読んで印象に残ったのは、再エネの利用は、「安全保障」に繋がるということです。元々ドイツを含めたヨーロッパは、気候変動に対する意識や取り組みに対する意識は高かったです。しかし、再エネへの切り替えをさらに加速させるでき事があり、それがウクライナ戦争でした。これまでは、ドイツは、ロシアからガスを輸入しており、過去には、ノルドストリーム1を建設し、安くエネルギーを輸入しただけでなく、当時の政権はロシアとも仲が良かったです。しかし、ウクライナ戦争によって、国内で産業界に騙された、ロシアへ対抗するために再エネの利用を加速させなければとの声が大きくなりました。

 再エネの拡大は、ロシアへの対抗手段になるとも考えられており、ロシアから買うガスを減らせば、国外に流れるお金が減り、プーチンのような憎き独裁者への依存から脱却し、足元をすくわれることがなくなる。また、ロシアへガス代を払い続ければ、それは結果的に武器を製造・購入する資金に使われる可能性があります。つまり、ウクライナ戦争へ「NO」を突きつけるためにも再エネが必要だということです。ドイツだけでなく、バルト三国では、ロシアとの電力網を遮断し、ヨーロッパ側に接続するということが去年起こりました。その理由は、ロシア依存からの脱却です。再エネでないですが、ウクライナ戦争でヨーロッパ諸国が、「軍事力」でロシアに対抗するのではなく、エネルギーという「経済」で戦う姿勢を見せているということが分かります。

 この著作では、日本国内とドイツでの再エネの取り組みが書かれており、違いだけでなく、共通点もありました。特に、日本国内でも再エネの導入において反対が起こってしまうという事実はあります。しかし、ここで再エネの導入が住民の反対で辞めざるをえなかったという事例はなかったです。何故、再エネの導入が上手くいったのでしょうか?そのキーワードは、「住民」「住民との○○」です。再エネ率を上げることは重要ですし、設置できる所は多いので、私も設置には貪欲であるべきだと思います。しかし、太陽光や風力をただただ置ける所に置けばいいのでしょうか?再エネの導入の成功繋がここをどう考えるのかに繋がります。また、山口氏は、今の日本の再エネのあり方、特に、太陽光に偏重している現状を強く批判しています。再エネを拡大するために何をしなければいけないのか、そのヒントもかなり多く散りばめられており、考えさせられることが多かったです。
*下記の動画は、著者である山口氏豊氏が実際に取材に行ったものです。著作の内容だけでなく、書かれてない者もあります。是非、ご覧ください。

5.まとめ

 今回は、「地球温暖化」をテーマに書籍を紹介しました。
 最初は、温暖化によって日本の自然環境がどうなっているのかを見るもので、15年前の内容にも関わらず、1冊の本にまとまるほど、温暖化による異変の多さに驚かされました。今も続いているものも多いだけでなく、状況によっては、かなり酷くなっていることもあります。温暖化の原因となる温室効果ガスは、世界中の経済活動の結果発生していますが、その影響を受けるのは、地域単位であることが、日本国内での異常でよくわかる内容になっていました。産経新聞は、ここまでの取材をよく行ったと思いますし、その事例の多さに感服しました。アオクサカメムシのような事例は、ここで初めて知りましたし、マスコミが「事実を伝える」ことも大事な報道であるということが良く分かります。
 
次は、再エネについてで、再エネは「希望」だとまずは感じました。日本国内での導入例・開発例から、どのように活用すべきか、そのノウハウも積み重ねなり、自身の住んでいる地域でどうすればいいのか、そのヒントが多くなできるといういい効果になると思います。ドイツの例から、再エネは、「エネルギー戦略」、「安全保障」の中核を担っていることが分かります。そもそも温暖化対策が、当初は、慈善活動の意味合いも強かったのですが、ここ最近になり、ビジネスの取引条件だけでなく、国家運営、外交・内政に深く関わるようになりました。イギリスや中国は何故、ペロブスカイトの量産に国が関わるようなやり方で労力を注いでいるのでしょうか?ドイツは、何故、再エネの転換を加速しているのでしょうか?再エネは、国家の運営と外交での国家の地位を確立するための手段であり、武器である。再エネが国家の運命を左右するという情勢も読み取ることができます。フワフワ「温暖化対策をしなければらない」という時代や世界ではないということが読み取る内容になっていました。
 以上になります。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。次回もお楽しみに。

6.謝辞

 今回、ナルトビエイについて書く時に、サメ社会Rickyさんに協力をいただきました。データと写真は、Rickyさんから貸してもらいました。Rickyさんの協力なくして今回の記事の作成はできませんでした。こちらにて、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。


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