最終的なデザインを探して

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マガジン

  • 植物と共に暮らす

    私は、大都市で生まれ育った。その中でも自然を探し、輝く自然の世界を信じて野生に力強く育つ草を眺めながら、自然とともに暮らすってどんなだろうと小さい頃思っていた。大きくなってから、植物と共に暮らす人達に会う旅をしはじめて、それを今でも続けている。体験や考えなどをここで紹介できたらなと思ってる。

  • 植物で作った物

    草や木は、見ているだけでもいいけれど、太陽を求めて曲がった枝や庭に生える木や邪魔だといわれる雑草の活かし方や使い方を知れば違う視点で森が見えてくるはず。食べる以外に生活の道具などに使うことによって見えてくる地球の美しい植物の世界を紹介できたらいいなと思う。

  • 植物から作った薬(薬草や魔女の物語)

    小学校の頃から薬草や周りに生えるほとんどの人が名前で呼ぼうとしない雑草に興味がある。ある草には、物語がある。本にも書いてないおばあちゃんの恋の話を思い出す花。本にも小さなの草のために何ページにもわたり、意味、植生、歴史まで色々な事が書いてある。私がここにまとめていきたいものはまだ分からないけれど、植物の物語を大切にしてここのフォルダーにまとめていきたいと思う。

  • 植物を使ったおしゃれ

    植物を使っておしゃれって出来るの? 染めたり、ヘナをしたり、冠作ったり、色々な人に教わりながらおしゃれを探していこうと思っています。

最近の記事

庭に隠した宝物の話

庭の手入れをしている時に再び発見があるように。 石に秘密のメッセージや絵を描いて庭中においてる。 旅に出るたびに手で持てるだけ石を持って帰って、思い出。場所。絵。その時の気分を石に記録したりして庭に隠しておく。 それは、私が枝を切って疲れた時。やる気がおきなくなった時に現れたり。 私のパートナーのお守りだったりする。 石は、ポケットや鞄には入れてはダメ。そんなにたくさんはいらない。気持ちがのった時だけ持って少しだけ持って帰る。絵も何も描きたくないと思ったならそのまま

    • 羽ペンのつくりかた

      近くに落ちていたカラスのはね。 友達が育てたカモや鶏のはね。 今まで、いろいろな羽で羽ペンを作った。 今回は、カモのはねでつくることにした。 虫とかが気になるのであれば、羽をアイロンすると殺菌される。 作り方は、簡単。 羽の先を斜めに切り 尖った少し上に針か何かで穴を開けるだけ。完成。 竹ペンの先をみると参考になる。 太さは、斜めのカット次第で変わってくるような気がする。 私は、まだ実験しながらいい角度を探し中。 インク 少し前まで買ったインクを使って

      • 惚れ薬の作り方を探そう

        エストニアの薬局で失恋の薬をみつけたことをきっかけに色々なテーマに分けて薬草や歴史を調べたりしている。 今回は、惚れ薬や失恋の薬をもし作るなら何を入れようかと考え始めました。 もし自分が、魔法使いだとして惚れ薬を作るとしたらなにを入れるだろう?色々な人に聞いたら色々な答えが返ってきました。ファンタジーの映画でみたなにかから山に生える薬草を指差す人。いろいろな人がいました。それも含めて紹介したいと思います。 1.イランイラン 黄色い花のイランイランは、香水の精油としてよ

        • 太陽の光りを使って出来ること。

          おはよう、さて太陽の光りがでてきたら何をする??? 日光浴? 散歩? 今日は、カメラの充電を太陽の光りでやってみよう。 森の中にある家とかになるとよく電気が通っていないから。カメラ充電するところないよって言われることが時々ある。そんなときにどうしようってずっと考えていた時に、太陽の光りをみてソーラーパネルのことを思い出した。自然の中の写真を撮るのに、太陽の光りを集めてカメラを充電するなんてすごいいいアイディアじゃん!っと思って太陽の光りを集めはじめた。 もちろん電気

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        • 植物と共に暮らす
          6本
        • 植物で作った物
          4本
        • 植物から作った薬(薬草や魔女の物語)
          3本
        • 植物を使ったおしゃれ
          3本

        記事

          もし水道水を使わないとしたら?

          都市に住んでいると、水道水の水を使わないとすると水はどこからみつけだせばいいんだろうと考えたときに、水を飲むのにコンビニに行ってペットボトルを買う方法以外思いつかなかった私にショックを受けました。それをきっかけに水について考えるようになりました。 ドイツにいたときに、お皿を洗うのにいつも通りお皿に石けんつけて水で流してまた石けんをつけてを続けていたら、あきれた顔で、日本は水が豊かでいいね。でも、ここでは、水を大切にしてほしいと言われてドイツ式のお皿の洗い方を教わったことがあ

          もし水道水を使わないとしたら?

          旅の途中で出会った薬草達

          エストニアの薬草。 Blackcurrant. Rosehip. Rowan. Rasberry. Burdock.Juniper. この薬草をウォッカにいれて、冬に飲むみたいです。 私は、飲まないので、保存棚へ。 ラトビアでみつけた松ぼっくりのジャム。 ラトビアだけではなく、ロシアでもよく食べられていて、風邪にもきくと言われています。ジャムに使う松ぼっくりは、地面に落ちる前の青い松ぼっくりを使ってます。味は、松ぼっくり。 足の下のショウブの葉 タイでタクシーを乗るとレモ

          旅の途中で出会った薬草達

          香りの世界を探してno.1 海の香り編

          海に行って、最初の波の香りを探すとしたら? 海の香りは、どこからきているのだろう。小石の香りだったり。海藻だったり、塩水だったり、生物だったり、砂だったり、色々な海の中と外の動きが一つになって一つの波や海の香りになっているのかもしれない。 記録と香りとの関係 海の香りに気づいて、一番最初に思い出す記憶はなんだろう? 何かの香りをがいだ時に、思い出や感情が蘇る事をプルースト現象といいます。認知症の方に、昔の思い出を思い出させるために香りを使うこともあるそうです。音楽でも

          香りの世界を探してno.1 海の香り編

          自然の学びを探すたびの記録no.1

          森が好き。 石が好き。 枝が好き。 今は、色々なところへ行って、私なりの自然の関わり方を探している。色々な事があって、ずっと移動を続けていたら、思考と体が、離れてしまったような気がするので、一旦休憩して出来事や学んだ事をまとめようと思います。 時間を忘れてしまった素敵な時間。 竹のチャルカの使い方を教わった朝。縁側で竹籠作りを眺めていたのは、三日前。本当に?もしかしたら、2日前。もう分からない。 尊敬する先生のところに、お手伝いをかねて遊びに行きました。台風と一緒に

          自然の学びを探すたびの記録no.1

          自然の中の暮らしを探して

          今回は、電気もガスもない山の中の家に泊まった。まだ古民家を改装している途中なので、床も穴だらけで、時々山の動物も遊びに来た。ここに泊まる予定はしていなかったので、泊まる用意も何も持って来ていなかったんだけれど。気づいたら何日も滞在していた。服は全部、煙の香りになって、顔も真っ黒になっていた。でも楽しい時間でした。思ったことや日々の出来事をせっかくなので、記録として残しておきたいと思います。 ーーーーーーはじまりーーーーーーーー 何日かの出来事についてをまとめて書きました。

          自然の中の暮らしを探して

          植物を使って紙を作る。

          身の回りに生えている植物を使って紙を作ることが出来ると聞いてどうしてもどうやって作られるのかが知りたくて、森の中に住む友達のところまで訪ねて教えてもらいに行ってきました。忘れないようにここにあったことを書いておきます。 野草で紙を作るためには、植物を探しに森を探検するところからはじまりました。草むらから山の中、畑まで探しまわりました。 いろいろな葉を使ってどれが紙にしやすいかを実験しました。繊維のことなどを考えて探してみました。トマトでも、木の皮でも、野菜でも、野草でもで

          植物を使って紙を作る。

          シュロの葉のハエたたき

          九州の多良木で見つけたハエたたき。 すごくシンプル。シュロの葉をヒモで結んだだけ。簡単に作れます。 もう一つのハエの形のしたハエたたきは、家にあったものです。ハエ叩かないけど。。好きな道具。 友達が教えてくれたシュロのハエたたきの話 干し柿を吊るす時に使ったりもしていたと近所のおばちゃんに教えて貰いました、しゅろは昔はどの家にも必ず一本、庭にあったみたいです。 昔の家は壁が漆喰だったから、ハエを潰して殺してしまうと壁に血が付いて取れなくなってしまったみたいですが、このしゅ

          シュロの葉のハエたたき

          ベンガラ染め

          ラスコーなどの洞窟壁画にも使われている素材で、旧石器時代から使われている最古の古代色です。日本も昔から暮らしに根付いているものの一つでもあります。 ベンガラは、酸化鉄の入った土。昔から、柱や壁に、シロアリを防ぐために、塗っていたそうです。ラスコー洞窟とかにも同じベンガラの赤を使っています。普通の絵の具は、時間が経つと変色して色褪せてしまうけれど、ベンガラは、色が変わらず残っていると言われています。ベンガラではなくて、日本全国の色々な所の土で、染め物してみたくなりました。

          ヘナとジャグアタトゥー

          作業をするときに、手がきれいだと気持ちが明るくなります。旅の間にみつけた植物を使ってのおしゃれ。花の冠を被るラトビアの人、稲を髪につけている女の子、泥染の服を着るおばあちゃん。専門的な植物の勉強でもなく、植えたり育てたりする学びではない植物の新たな視点や使い方を発見した時は、いつも嬉しくなります。見つけたものを少しづつ紹介したいと思います。 ヘナタトゥー 中国、インドから中東圏を経て北アフリカまで広く高温乾燥地帯に自生するミゾハギ科の植物ヘナ。この葉には、鮮やかな着色作用

          ヘナとジャグアタトゥー

          手紙を書く

          少し前から友達と文通を始めました。 メールだとすぐ返事が返ってくるのに、手紙だと何日後、もっと遅いと1週間2週間。。本当に、届いているか心配になります。 文通をする遊び紹介。 ただ文章を書いて送るのは、飽きたので、遊びも入れて手紙を送るようになったので、それを少し紹介します。 1.はねペンを作ってみる。 羽ペンを作って手紙を書いてみました。 私は、散歩の間に見つけたものや街で、拾ったもので、なにかを作るのが、好きです。今回は、奇麗なカラスの羽を見つけたので、それで

          紫山の擬音楽器

          骨董市で一目惚れした、紫山の擬音楽器です。この他にも、アオガイを使ったカエルの楽器や子猫の声を出す笛など色々ありました。紫山の擬音楽器は、元々演劇や歌舞伎などで使用するために作られていましたが、現在は、動物と仲良くなるための道具になっています。 紫山からす笛 現在では、カラスよけとして売られているそうです。 からすの笛は、練習すれば、にわとりのめんどりが卵を生んだ時にあげる鳴き声を再現出来るそうです。その声を聞いた事がないので、再現出来ず。 紫山すずめ笛 笛の下端を少し水

          ラトビア神道について

          ラトビアは、美しい北欧の国のバルト3国の一つです。日本と同じ自然を崇拝する神道の国でもあります。古来から、自然を神様とし、信仰の対象とし、井戸やかまどといった様々な物体に女性の神様の存在を見出してきたそうです。 神様は、文様化されて、衣装や帯などにも文様として織られています。文字を持たなかった古代のラトビアの人達は、その文様や歌で、ラトビア神道の物語や意味を今まで伝えてきたそうです。 自然の神々を模様にして織り込んだものが、民族衣装の帯につかわれています。その名前は、リエル

          ラトビア神道について