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イタリア人が愛する秋の味覚
四季のあるイタリアでは日本同様、季節ごとに美味しいものがたくさんあります。
とくに秋は実りのシーズン。
ポルチーニやトリュフといったキノコに、10月末に解禁を迎える新酒ワイン。
そして、搾りたてオリーブオイルの「ノヴェッロ」です。
オリーブオイルができるまで
オリーブオイルには旬、というか搾りたてならではのフレッシュな美味しさがあるのをご存じですか?
南北に長いイタリアなので地域によって収穫のタイミングも異なりますが、例年9月の終わりから11月にかけてがオリーブオイルづくりの最盛期。
毎年、ビミョーに時季が異なるので、タイミングを見極めるのが本当に難しいです。
ブラッチャーノ周辺では10月から11月にかけてオリーブの収穫をします。
朝早すぎると朝露で実が傷んでしまうため10時ごろからだいたい日没の18時ごろまで。
その後、搾油所へ持ち込むのですがその時間になるとオリーブを持ち込んだ人々で大賑わいとなります。
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搾りたてオリーブオイルとは、収穫したオリーブを粉砕しペースト状にして搾油、遠心分離器にかけて水分を飛ばしただけのもの。
シンプルだからこそ3000年以上も守り続けられている製法です。
搾りたてのオイルは、言わばオリーブの実のジュース。
独特なフレッシュな草のような香りは何ものにも代えがたい収穫時期ならではのお楽しみです。
ノンフィルターのオリーブオイル
日本のスーパーで一般的に販売されているものは、搾油してからフィルターにかけたオリーブオイルです。
雑味が取り除かれるのでクリーンな味わいとなります。
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「搾りたてオリーブオイル」はノンフィルターです。
独特な草のような爽やかな香りと後味にかすかに感じる辛みが特徴的で、これはノンフィルターだからこそ得られる貴重なオリーブオイルの風味になります。
というのも、その風味はオイル内に浮遊した残留物によって醸し出されるものだからです。
フィルターにかけるとこれらは除去されます。
クリアな味わいになる反面、搾りたてオリーブオイルならではの独特な風味は失われてしまいます。
そんなふうにして出来上がったオリーブオイルは、収穫時期だけのお楽しみ。
半年もするとオイルに溶け込んでいる独特な風味は沈殿し、クリアでマイルドな味わいに変化するからです。
そうしたオイルの美味しさも別格ですが、やはりNovelloノヴェッロ(新オイル)ならではの味わいは搾りたての時季だけのもの。
日本のご自宅で味わうことのできる貴重な機会をお見逃しなく!
ご購入はオンラインショップ「ボッテガイタリアーナ」よりどうぞ。
10月下旬より販売スタート。
発送は11月初旬の予定です。