109☆料理とワインの相性
ぼんじょーるの!
昨夜の嵐が過ぎ去って時々太陽が顔を出す日曜の朝です。
昨日は結局お昼過ぎから雨が降り始めたので、ピクニックどころかお庭に出ることもなく家の中で過ごしました。
写真も撮ったので今日はそのことを書こうと思います。
ドイツ人、ポーランド人、日本人の私たちはソムリエコースを通して仲良くなったので、集まるときは必ず呑む(笑。
アルコールがなかったときなんて、これまでに1度もないですね。
誰かの家に集まるときも、ワインと料理を持ち寄ってテイスティングしつつお喋りしつつ、という女子会になります。
この日はピクニックかもしれなかったので、私は食器がなくても食べられるものを持っていきました。
おにぎり。
これはどこの国の人もよく食べます。
もちろんイタリア人も大好き。
私が最近気に入って大人買いしたプロセッコ、なぜかおにぎりと相性が良い。
すごく不思議だけど。
このテイスティングを彼女たちにもしてほしかったので、おにぎりとプロセッコを持って行ったのでした。
おにぎりはグリーンピースごはんを炊いて、そこにクルミと燻製スカモルツァチーズを混ぜてあります。
日本に住んでいたら考えつかないようなおにぎりの具ですよね。
この組み合わせ、美味しいですよ。
スカモルツァチーズじゃなくて、フツーのプロセスチーズでもいいと思います。
白ワインに合うおにぎりになります。
旬のそらまめと羊ミルクのペコリーノチーズ。
イタリアの春の行楽、外ゴハンの定番じゃないかしらん。
フォークもお皿も要らないのでね。
ピクニックに行く気マンマンだったポーランド女子はサーモンのキッシュ。
彼女の義理のお母さん(イタリア人)から教えてもらったレシピなんですって。
すごく美味しくて、こちらは白ワイン、プロセッコ、どちらとも相性が良かったです。
ペコリーノチーズとも相性が良かった昨日の白ワインはこちらのVernaccia di San Gimignanoヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ。
後味にグレープフルーツやレモンの皮の苦みを感じる白ワインでした。
けっこうボディもしっかりしてます。
ドイツ女子はもうハナからピクニックはないと決め込んでいたようでパスタを用意していてくれました。
生のイワシを赤玉ねぎとケーパーとトマトで煮込んであります。
これ白ワインじゃなくて、去年の秋に収穫されたメルローで作ったノヴェッロ、新酒のほうが合いました。
軽くてほんのり甘いからかな。
イワシも脂がなくてさっぱりとしたデリケートな味だったからかも。
青魚特有のギトギトとした脂があったら、ヴェルナッチャでも良かったのかも。
ワインのほんのりとした苦みが、デリケートなイワシと合わなかったんですよね。
逆にペコリーノチーズのようなクセのあるものには合う。
そして、チーズと生クリームを使ったキッシュにも合いました。
魚料理にはなんにでも白ワインを合わせておけば良い、というわけでもないんだなぁ。
それでは皆さま、すてきな日曜日を Buona Domenica ぼぉな・どめにか♡