12/2【C】チョコレートが教えてくれた「あなたの胃はもう若くはないのですよ」と -3日目
先日購入した本について紹介したい。
「あなたの胃は、もう昔のあなたの胃ではないのですよ」
そう気づかせてくれたのは、牛カルビだった。
というキャッチコピーに惹かれて購入し、大変楽しく読ませていただいた。
今年買った本のなかで唯一、一気に全部読めた本。特に40歳以上で少しでも胃腸の衰えを感じるのであれば男女共におすすめなのでぜひ読んでみて欲しい。
自分を振り返った時、私にとっての牛カルビはチョコレートだったなと気づいたのでその話をしようと思う。
毎年この時期からバレンタインが終わる頃まで、近所のスーパーに「トリュフアソート」という商品が出回る。
これがとっても美味しい。日本でチョコレートのトリュフというと、生チョコレートにココアパウダーをかけられたものというイメージがあると思うのだが、これはそうではない。
まず大きい。
500円玉くらいの丸い底面に、500円玉を立てたくらいの高さの山が乗っている。パリッとしたチョコの中に、柔らかいチョコが層になって入っていて、味の種類はキャラメル、いちご、ティラミスなど。
単なるチョコレート菓子というよりはちょっと贅沢なスイーツといったテイだ。
美味しい上に、スーパーの販売価格では500円未満で購入できた。(Amazonだと三倍くらい高かった)
昨年までは、子どもたちが寝静まった深夜だったり、早朝の朝ごはんを作る前だったりにこっそりと1人で食べて気分をアゲるのに使っていた。
一回一粒だけにしようと思っていてもついつい2個、3個と食べてしまってあっという間に全部無くなり2度、3度と購入しにいく羽目になっていた。
昨年までは。
今年もスーパーで出回り始めたので早速買った。
やっぱりとても美味しい。味は変わっていない。
けれど。
なぜか1粒食べたらもう満足なのだ。
昨年はついつい2、3個食べていたのに今年はもう1個で十分。
それどころか、朝起きた直後だと若干重たく感じて食べられない。
あんなに好きだったチョコレートなのに…!
なお余談になるが、我が家には3人子どもがいて、それぞれ10歳6歳2歳だ。
上2人はチョコレートが食べられない。チョコレートの苦味成分とネトっとした舌触りが生理的に受け付けないようで、10歳息子に至ってはチョコレート単体を食べると気持ちが悪くなってしまうらしい。
そんな彼も、小1の時に1度だけ近所の女の子からバレンタインのチョコレートをもらったことがあるのだが、食べられずに9割母が食べてしまった。
真ん中の6歳娘は歯医者さんで「チョコレートを食べると虫歯になるよ!」と言われて以来口にしなくなっていたのだが、そのうち本当に美味しいと感じなくなってしまったと言っていた。
唯一2歳の娘だけはチョコレートを食べられるのだが、この子がまた逆方向に極端で、目の前に食べ物があるとなくなるまで食べ続けてしまうタイプなので、絶対にこの子にはトリュフは見せないようにしている。(2歳児の身長では絶対に見えない高い戸棚にしまっている。)
ちなみに夫は若干カカオアレルギーのケがあるらしく、チョコレートを食べた後必ず一回くしゃみが出ると言っていた。
余談が長くなってしまった。
毎年好んで無限に食べていたチョコレートが、なぜか食べられなくなって自分の身体の変化に気づいたという話がしたかったのだ。
逆に最近は野菜が気になるようになった。
特に今年は初めて茗荷の甘酢漬けを作ってみた。1瓶作ったらハマってしまって食べ終えた後にもう1瓶作るくらいにハマった。そしたらちょうど義母さんからも「茗荷の甘酢漬け」を送ってもらってしまい、本当に毎日茗荷ざんまいになってしまった時期もあった。
肉と油よりも野菜を欲するようになって、ああ、大人になったなぁと思う。
(あえて老化というのはやめる)
しかしそんな折に夫に言われたのは
「油脂を控えるのはいいんだけど、塩分も控えた方がいいんじゃない?」
確かに…。高血圧にも気をつけなくては。
美味しいものをいつまでも味わえるように、健康的にすごしていきたいものである。